アイコスを分解して自分で修理してみた!方法・やり方も解説

今回は、筆者がアイコスを分解して自分で修理してみたので、方法・やり方について解説していく。

※まず、最初に「アイコスを分解・塗装・改造すると保障外に?」でも説明したように、自分自身で本体をバラすと後戻りできない事になるので、自己責任でお願いします。万が一この方法でアイコスが完全に使い物にならなくなっても筆者は責任を終えませんのであしからず。

というより、結論からお話するとやらない方が良い。壊れたら素直にストアに修理をお願いしよう。

ただ、興味本位で分解したいという方もいらっしゃると思うので、ぜひこの記事を参考にして、反面教師になればと。

それでは早速アイコスを分解する工程をお伝えしていこう。

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アイコスを自分で分解して修理してみた

それでは早速、アイコスを修理する過程で必要になった物や金額、そして作業時間なども解説していく。

用意した物・かかった金額

今回用意したのは、ヤフオクで販売されていたジャンク品のアイコス2台。カラーはホワイトになる。

商品説明には、”ブレードが破損していて赤ランプが点灯→使用不可のジャンク品”と記載されていた。

Aのホルダーはブレードが破損していて使用不可

Bのホルダーはブレードは破損していないが、赤ランプが点灯して使用不可

Aのホルダーに関しては、ブレードが破損しているだけで、その部分を修理してあげれば使用する事が可能になるのではないかと判断。

そのために、ブレードには異常が無いBのホルダーを部品取り用として購入した。

そのため、アイコスが2台必要になったというわけだ。

ちなみに、チャージャーも2台付属していたが、そちらに関しては蓋のツメの部分が緩くなっているだけで、特に問題が無かったので、そのまま使用する事が出来ている。

この時点で掛かった資金は送料込みで「12000円」。ここから分解→修理に移っていく。

修理に必要な工具類

分解・修理するために使用したのは以下の通り。

  • マイナスドライバー
  • ペンチ
  • ハンマー
  • はんだごて
  • はんだ
  • はんだ吸い取り線

アイコスは精密機器であるため、優しく扱わなければいけない」…と他の記事でも散々記載してきたが、修理する上で必要なのは”パワー”だ。

それに加えて、電子工作の知識(と言ってもはんだを使う程度だが)。

分解作業

それではお待ちかねの分解作業に移っていこう。

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こちらが問題のブレードが折れてしまっているアイコスになる。見た目は綺麗だがブレードが折れてしまっている上、保証期限も切れてしまっているため、ストアに連絡をしても新しいアイコスを購入しなければならないと返答を貰った。

そうなれば、やはり自分自身の手で道を切り開くしかない。

まずは、いつもクリーニングをするようにキャップを外す。

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そして、すぐに大きな壁にぶつかった。ホルダーのボタン付近にあるシルバーのプラスチック製のリングだ。

このリングを外さないと、先には進めない。最初の敵からかなり難度が高い。マイナスドライバーの先端やヘラなどを使ってリングを徐々に上に引き上げる必要があるのだが、全然上がらない。

この工程でホルダーの塗装がわりと削られる。

リングを外したら

このシルバーのリングを外すことに成功したら、次はホルダー下部の白いパーツと、回路・ブレードが付いている本体を分離させなければいけない。

これが一番苦労する工程だ。

手で引っ張っても当然抜けない。ペンチなどで引っ張るとキャップをはめる部分が歪む可能性が高い。

そこで使ったのがハンマーだ。ホルダー下部には充電するための金属が見えると思う。この中心部分に棒状の樹脂を当てて上からハンマーで少しずつ叩いて、白パーツから本体を押し出して分離させる。

ここまでの過程で以下の状態になった。

IMG_0038

ここで、リーマなど先端部分が鋭い工具を使い、充電するパーツに傷が入るとブレードを修理してもまた別の問題が発生するため、慎重に行う必要がある。

かといって、優しすぎると全く動かないので力強さと繊細さのバランスが重要になってくる。

フレームを外す

先ほどの過程でホルダー下部のプラスチックパーツ(白パーツ)と、本体を分離したら、もう一つやらなければいけないことがある。

この状態では、ブレードを交換する事が出来ないので、フレームを外さなければいけない。しかし、手で引き抜こうとしても不可能だ。

ここでペンチを使う。フレームの下部(バッテリー側)の端をペンチで少しだけ上に広げる。フレームが本体をカッチリと包み込んでいるため、緩めてあげることで抜き出すことが可能になる。

フレームを外し、やっとブレードを交換する事が出来る状態になる。

IMG_0039-vert

想像はしていたが、やはりチップ抵抗・ICを使用している。これだけ市場を独占しているアイテムということもあり、回路は完全に色付きのグルーで、隠していると思ったのだがオープンだった。

ちなみに以下の部分がLED。左が緑で右側が赤。

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ブレードが折れているため、この状態でボタンを押しても赤LEDが点灯するだけだ。

IMG_0048

チップLEDを購入すれば、稼働させている時の色を好みの色に変更することは可能だが、この場合は基板を外す手間がかかる為、ブレード交換よりもかなり面倒なことになりそうだ。

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ブレードの交換へ

さて、次はいよいよブレードの交換になっていく。

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画像のようにブレード部分は、はんだ付けされた上からグルーガンで固定されている。

まずは、樹脂をニッパー等で剥がしていく。

剥がし終わったら、はんだ吸い取り線、もしくは吸い取り機を使って、ブレードと基板を繋げているはんだを除去する。

上記の画像の部分にはんだが付いているので、除去していくわけだが、ここで気を付けなければいけないのが、このブレード部分の近くにICがあるという点だ。

はんだごてを長時間ブレード部分に付着させておけば、熱が周り故障する可能性もある。また、電子工作などを行った事が無い方は、はんだごてが直接ICに触れてしまい壊れてしまう…なんてことも考えられる。

ここは充分に気を付けなければいけない。

ブレードを外すとこのようになる。

IMG_0053

回路に関しては面倒くさいことになっているが、ブレードの装着は非常に単純。ここでもう一方のアイコスも分解して正常なブレードを外す→交換していく。

正常に動作するようになったのか?

IMG_0050

ブレードを交換してから、ボタンを長押ししてみると、正常に緑色のLEDが点滅→点灯。ヒートスティックを挿入して吸ってみたが、いつも使っている味・水蒸気の量になった。

もちろん、この後またパーツを元に戻す作業を行う。これがまた大変だった。

結論

冒頭ですでに「やめたほうが良い」とお伝えしたが、ここまでの過程をみてかなり面倒くさいことがご理解いただけたかと思う。

自分で修理する事が出来れば、ジャンクを修理してアイコスを数台所有する事が可能になるが、相当大変な作業になる。

アイコスのブレードを修理するのにかかった時間は約3時間。

今回は結果的に使えるアイコスになったが、ブレードだけでなく内部が故障していた場合は、素人では太刀打ちできない領域になる。

お金と時間の無駄になる可能性が非常に高く、それほどのリスクを負う必要は無いと感じた。

素直に在庫が入荷するのを待つのが賢明だ。

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