【パニック障害の対処法】腹痛と吐き気そして焦燥感で気絶する前に

この記事では、筆者が日頃から行っているパニック障害の対処法についてまとめていく。

パニック障害を起こすトリガーは人それぞれ。筆者の場合は「腹痛・吐き気」を感じた時に発症することが多い。

焦燥感に襲われて、そのまま気絶したことも何度かある。

パニック障害は治そうと思っても中々治らないもので、長く…そして上手く付き合っていくことになる。

克服した方もいらっしゃるが、筆者の場合は、医者に言われたこと、はたまたネットに書かれている事を実践してみたが、起こる時は何をやっても起こってしまう。現在も。

ここでは、パニック障害の根本的な克服方法ではなく、筆者がパニックが起こらないように普段から意識していること・仮にパニックが起こった際に行っている対処法をお伝えしていく。

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はじめに

上記でも記載しているが、今回ご紹介していくのは、筆者がパニックになった時にどういった方法でそれを和らげるか、パニックに陥らないために日ごろから意識していること。

この記事を読んでも根本的な解決には至らないし、そもそもパニック障害は治そうと思って簡単に治せるものではない(と筆者は考えている)ので、悩んでいるのであればすぐに病院に行くべきだ。

だが、パニック障害は「縁がないだろうな」と思っている方も発症する可能性が意外と高い病気。筆者も絶対にならないだろうと高を括っていた時期がある。

もし、何かしらのきっかけでパニック障害になってしまった・自覚はないけれどそうかもしれない…という方の参考になればと思い、ここに残しておこうと思う。

後述するが、パニックに陥る寸前・前兆中だったとしても、何かしら気休めになる言葉を聞いたり、文章を読んだりするだけでかなり楽になるケースは多い。

「今回はとうとうヤバいかも」と何度も思った事はあったが、結局こうして元気に生きている。

パニックが起こっても大丈夫。周りの人の目を気にする必要はないし、もうダメだと思ったならばその場から逃げてしまってもいい。

自分自身に責任を押し付けることはしなくてよいので、とにかく自分のペースで呼吸を整えよう。

パニック障害の対処法-腹痛が起こった時-

筆者がよく陥るケースが腹痛だ。

もともと腸が弱いので、日頃から下痢が続くことが多い。

そのため、腹痛からパニックに発展することがよくある。

いくつかパターンはあるのだが、特に以下の場合が陥りやすいと感じている。

  • 電車の中で腹痛
  • 飲食店・居酒屋で腹痛
  • お腹は激痛…だけど便が出ない

それぞれ詳しく紹介していく。

電車の中で腹痛

お腹の調子が悪い時でも電車に乗って移動しなければならない時はある。

その際は整腸剤などを事前に飲むし、バッグにも下痢止めやら予備の整腸剤などを入れておく。これだけでも大分精神的に楽になるのだが、初めは大丈夫だろうと思っていたお腹の痛みが強くなり、波の様に押し寄せることもある。

大事な打ち合わせで絶対に遅刻してはいけない時に限ってこういった事が起きるのだ。

そこで徐々に徐々に焦りが出始める。

  • 遅刻してはいけないから、途中下車してトイレに駆け込むことは出来ない
  • 電車内に設置されているトイレは少ないので、他のお客さんの事を考えると長居することは出来ない
  • 目的地に到着するまで痛みに耐えられるのか

こういった事を思い始めると、焦り・不安がどんどん大きくなり呼吸が乱れ始めてしまう。

飲食店・居酒屋で腹痛

こちらも条件としては、電車内と同じようにトイレの数が少ない状況下で腹痛が起こった際に陥ることが多い。

特に、飲み会などでお酒を飲むとすぐにお腹を下すので、筆者は最近は飲み会でもほとんど酒は飲まないようにしている。

居酒屋はトイレを利用する客が多い。アルコールを摂取すれば尿は出やすくなるし、アルコールを摂取し過ぎれば嘔吐をする。

そんなお客が多いのにも関わらず、トイレの数は少ないのだ。腹が痛いからといって長時間個室を使っていて、酔っ払いが声を張り上げてドアを蹴って来たこともある。

一緒に飲んでいる人達に気を使わせないように振る舞ったり、周りの客に対して迷惑にならないかを考え、腹痛の痛みを我慢…といった状況がそれなりに続けば、精神的な負荷は相当大きくなる。

周りに気を使わせないように出来るだけ自然に話を聞く…この数分間ですら永遠にも感じるように辛い。

お腹が激痛…だけど便が出ない

上記の2項目でお伝えしたように、パニックが起こりやすい条件の1つは「外出時の腹痛」である。

家にいる場合は、やはり安心感があるため、精神的な負荷も少ないのか腹痛が原因でパニックになることは極めて少ない。

しかし、「お腹は凄く痛いけれど便がなかなか出てくれない」…といった場合は自宅でも外出時でも関係なくパニックになる。

これまでの経験上、腸に負担がかかる脂っこい食べ物や、直接的に痛みを感じる辛い食べ物を摂取した際になりやすいと感じている。

物凄くお腹は痛い。だけれど、どんなに踏ん張っても一切便は出ようとしない…その瞬間に一気に不安が押し寄せる。「またあんなことになるのか」といった過去の辛い記憶から、どんどん状況は悪くなる。

腹痛は便を出せば治る⇒出ないから痛みがずっと続いている⇒どうしようと焦り始める⇒過去にも同じような事を経験しているためどんどん怖くなる⇒吐き気がする⇒血圧が下がり始める⇒耳鳴りが始まる⇒気絶する..

今でこそトイレで気絶まではしなくなったが、過去はこういったことが頻繁に起こっていた。

もし腹痛からパニックが起こってしまったら

では、上記のような腹痛がきっかけで、パニックが起こってしまった場合にはどうすれば良いのか。

それぞれ住んでいる場所も、働いている環境も違うため、正しい答えなんて無いとは思うが、外出時はパニックになった時はとにかく呼吸を整えて「大丈夫」と心の中で何度もつぶやいていた。とりあえず自分自身を安心させるために、焦っている状況をどうにかすることしか考えていなかった。

自宅で起こってしまった場合は、外出時よりもマシだが、辛さとしてはあまり変わらない。

楽になれるように呼吸を少しずつ整えて、ネガティブなこと(もしこれ以上痛くなったらどうしようとか)は極力考えないようにしている。

便さえ出てしまえば痛みは無くなるから、不安にならなくても大丈夫…といったように考えて、痛みにこらえる。

ただ、あまりにも痛みが強くなりすぎた場合は、耳鳴りが起こり意識が徐々にフワっとする。気付けばトイレで気を失っていた事も昔はしょっちゅうあった。

そうならない為に日頃から意識している事

パニックが起こるきっかけが腹痛であれば、そうならないために、お腹を下すような食べ物を極力避けるようになった。

前述したように…「脂っこい食べ物・辛い食べ物・お酒」などを摂取することはほとんどなくなったし、夜更かしも以前に比べるとかなり減らしている。

これらによって、腹痛が原因でパニックになる事は減った。もちろん、友人と遊んでいる最中に腹痛になると若干不安な気持ちになる事もあるが、前に比べれば大分マシになっている。

なにより、自身を友人・恋人・家族が理解してくれたというのが大きいのではないだろうか。少しでも精神面で安心することが出来ると違ってくる。

このパニック障害を克服することが出来れば、以前のような食生活・生活リズムに戻したとしても問題は起きないのかもしれないが、「○○をすると辛い目に遭う」という事が体に染みついているので、当分は難しいと思う。

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パニック障害の対処法-吐き気が起こった時-

筆者がパニックになるもう1つのきっかけが「吐き気」である。

腹痛から吐き気に繋がる事も多々あるが、食べ過ぎや・酒の飲みすぎから気持ち悪くなって吐き気を催す⇒パニックになりかける…といった場合も…

どうして吐き気から焦りや不安そしてパニックに繋がるのか。

嘔吐するのが怖い

これが理由だと筆者は実感している。「大学生の頃は気持ち悪くなったら指を喉に突っ込んで吐けばいいや」くらいに捉えていたが、社会人になってから何故か吐くのが怖くなってしまった。

吐かないと楽にならない。だけど怖くて吐けない。

ここから「どうしよう、どうしよう」の無限ループに陥り、意識がもうろうとしてくるのだ。

実質吐けば楽になる時は、勇気を振り絞って指を突っ込めば解決する。

しかし、腹痛から吐き気が来た場合はどうすることも出来ない。痛みに耐えながら吐き気と闘うのは想像していたよりも辛く、行動に移すことが難しい。

もし吐き気からパニックが起こってしまったら

上述したように、吐き気が起こったきっかけが「食べ過ぎや飲みすぎ」だった場合は、覚悟を決めて吐くことで一気に改善される。

ただし、時間に余裕がない時・外出時など吐くことが出来ない場所(落ち着かない場所)で起こってしまった場合は、不快感に加えて焦燥感も迫ってくるため、より一層パニックになりそうになる。

「もし人目のあるところで醜態を晒してしまったらどうしよう。他の人の迷惑にならないか不安」…このような考えで頭が真っ白になってくる。

未だに腹痛・吐き気に対して恐怖心は物凄くあるが、「本当にヤバかったら電車のホームで吐いてしまってもよい。後で自分で掃除をすればいい」・「もし我慢できなかったら仕方ない」といった事を考えて心を落ち着かせている。

そして、普段からバッグに、もしもの時用に袋を入れている。

生活リズムが改善できればパニック障害は克服できるのか?

パニック障害は自律神経失調症の1つと言われている。

治す方法・改善方法を調べた方は「まず自律神経を整えましょう」…といった文章を腐るほど見たと思う。

  • 不規則な生活リズムを改善する
  • 心身にストレスをなるべくかけないようにする

確かにそれができれば、多少なりとも良くなっていくのだろう。

だが、「じゃあ明日から不規則な生活を改善して、ストレスがかからない生き方をしよう」なんて可能なのだろうか。

特に社会人の方であれば不可能に近い考え方だと思う。

入社した会社の勤務体制がしっかりしていたため、遅くまで残業をすることはほぼ無かったが、どうしてもストレスを減らすことは難しかった。

実際に筆者も、上記のような生活を心がけた時期はあったが、それだけでパニック障害を改善することは出来なかった。

「自分から不安を受け入れる」これが唯一効果を感じられた

自律神経失調症・パニック障害・うつ病の方にとって特に不安になる要素は、関わっている周りの人間に白い目で見られないか…といったことではないだろうか。筆者の場合はこれが辛い。

腹痛からパニックが起こってしまう場合、周りの理解を得られない事は多いと思う。「また腹痛かよ」・「お前トイレ長すぎだろ」…このように言われた事がきっかけで、仕事関係の人間をはじめとして、友人と居る時まで腹痛が起こる事が怖くなった。

改善方法をこれまで模索してきて、何度も失敗したが、ある時仕事でお世話になっている20歳年上の先輩に教えてもらった事がある。

それは「不安を迎え入れる」という事だった。

初めは何を言っているのか分からなかったが、その先輩も15年前くらい前はパニック障害だったと話しており、この方法?考え方を試してから発症することが無くなったとのこと。

パニックが起こる多くの原因が「また○○したらどうしよう」といった予期不安という物だ。

筆者が教えてもらった方法は、「また来たらどうしよう」と考えるのではなく「いつでも来て大丈夫・むしろこっちから悪い状況になってみよう」と逆の考え方をするものだった。

あの恐怖を体験している方からすれば、自分からあの状況に持っていこうとする行為なんて絶対に嫌だと思う。

筆者の場合も、もしなりそうだった時は試してみようと思っていたが、実際にその時になってみると痛みや不安に負けることは多かった。

だが、一度だけ成功した時があったのだ。その時は気分が一瞬で楽になり、今まで感じていた不安もいつのまにか消えていた。

これが成功体験となったのか、「またヤバくなったらあの方法を使ってみよう」⇒「あの方法を使えば治る」…といった考え方がスタンダードとなり、自分の中で本当の意味で「腹痛が来ても大丈夫」と考えられるようになった。

もちろん、未だに強い痛みや吐き気に襲われた時は、パニックになりかけることはある。つまり、完全に治ったわけではない。

だが、以前に比べれば状況は大分マシになったし、それを打ち明けられる人も出来たので、精神的にかなり楽になった。

色々と試してみるのも良いけれど一度病院に行ってみるのがベター

上記でご紹介した方法以外にも、いくつか治療法はあるが筆者には合わなかった上、中にはやり方によっては余計に状態が悪化する…なんて大きなリスクを孕んでいる方法もあったので、あえてピックアップしなかった。

確かに筆者は上記の方法で、症状を克服しつつあるが、未だに病院には定期的に通っている。(薬を服用する事は無くなった)

自分には関係ないと思っていても、うつ病やパニック障害は唐突にやってくるため、もし体および精神面で異変を感じたら、病院で診察を受けることを強くオススメする。

おわりに

今回の内容を振り返ってみると、誰かのために…というより自分自身が不安になった時に改めて確認するみたいな物になってしまった。

不安や強い焦り、痛み・吐き気…様々な要因からパニックは訪れる。その際は人生終わった感があるし、もしかしたらこのまま○ぬんじゃないか…みたいな気持ちにもなるが、なんだかんだでピンピンしている。

悩んでいるのはあなただけじゃないし、それを周りはおかしいなんて思わないので、「どうしたらその状態が楽になるか」を冷静に考えてみてほしい。

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