銭湯に行く際の持ち物は何が必要?痛~い電気風呂に効果効能はある

今回は、銭湯に行く際の持ち物は何が必要なのか…といった内容を初めとして、銭湯に訪れた際に誰しもが疑問に感じるあの痛~い電気風呂に効果効能はあるのかどうかも触れていく。

筆者は温泉が大好きでよく那須塩原あたりに出かけて日帰りで温泉に入ってくるのだが、温泉だけでなく銭湯にも週に2回ほどは行く。週末は絶対に入らないとダメな身体になっている。

エヴァのミサトさんも「お風呂は心の洗濯」と名言を残しているように、ぜひ心が疲れてしまった時には温泉でも銭湯でも良いので入りに行って欲しい。

また、最後に番外編として関東県内の筆者が実際に立ち寄った事のある銭湯・温泉の中で特に”良かった”と思われる場所をご紹介していくのでお楽しみに。

では、銭湯に行く際の持ち物から触れていこう。

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筆者が銭湯に行く時の持ち物

個人的に銭湯に行く際にぜひ持っていきたい物は以下の8点だ。

  • シャンプー
  • リンス
  • ボディーソープ(優先度低め)
  • 洗顔料
  • 小さいタオル
  • バスタオル(優先度低め)
  • 身体を洗うアレ
  • カゴ
  • 小銭

中には優先度も低い持ち物もあるがそれぞれ”なぜ持って行った方が良いのか”について解説していく。

シャンプー・リンス

最近の銭湯にはリンスインシャンプーが備え付けになっていることが多い。古めの銭湯には置いていない場合もあるが、最近では手ぶらで来ても入浴を楽しめるように配慮がされている。

だが、大概の銭湯は良く分からないメーカーの業務用リンスインシャンプーである場合がほとんどだ。

あの手のシャンプーで筆者は良い想いをしたことが無い。髪がゴワゴワになったりきしんだりと、せっかく良い湯に使ったのに髪の毛がそんな状態になってしまうのは残念極まりない

これに関しては女性は特に気を使いたい部分である。普段から使っているシャンプーおよびリンスは何が何でも持って行って欲しいところだ。

ボトルが大きくて煩わしいと言う場合は、外泊用のミニボトルなどに移し替えて持ち運びすると非常に便利だ。

ボディーソープ

ボディーソープに関してはシャンプー程優先順位は高くない。

銭湯に備え付けのボディーソープはシャンプーと変わらずそこまで質の高い物ではないが、他のメーカーの商品を使うと肌荒れするかもしれない…といった不安な方・ボディーソープにこだわりがある方以外は持っていってもいかなくとも特に問題は無いだろう。

これについては2つ理由がある。

1つはシャンプー・リンス・洗顔料を既にカゴに入れているため、ボディーソープを入れるとスペースが狭くなってしまうため。シャンプーの他にも筆者はタオル類もカゴ内に収めてオールインワン状態に拘っている。理由は美しいからだ。

2つ目の理由は、筆者は髪には拘っても肌にはそこまで拘っていないからだ。ただ単にズボラだけなのかもしれないが、髪の毛に比べると”何とかなる感”が強い。

もちろん、外泊用のボトルに移し替えていけば省スペース化出来るが、面倒くさいのでやりたくない。

もちろん、荷物が多くなってしまってもボディーソープも持っていきたい…という方は持って行っても問題ない。

洗顔料

恐らく大概の銭湯にはリンスインシャンプー・ボディーソープは無料で使う事が出来るが、洗顔料は置いてない場合が多いと思う。

ボディーソープで顔を洗うといった荒業もOKだが、シャンプー程スペースを取らないので、洗顔料はぜひ持っていきたいところだ。

小さいタオル・バスタオル

個人的にバスタオルよりも断然ミニタオルの方が優先度が高いと思っている。むしろ髪の毛が短ければバスタオルが無くてもミニタオル1枚で銭湯を攻略可能だと思う。

ここでミニタオルの使い方に関して派閥が生まれると思う。

  • 1つ目はミニタオルは身体を拭く物。
  • 2つ目はミニタオルは身体を洗う物。
①のパターン

筆者は断然前者になる。小さいタオルの使い方だが、身体を洗う際になるべく濡れない場所に置いておく。

身体を洗う際には専用の身体を洗うためのアレを持っていき、泡立てて使う。

身体を洗い終わったら、髪の毛や顔をミニタオルで拭く。

湯に使って脱衣所に行く際に、ミニタオルを使って体全体をしっかり拭く。

髪の毛自体もこのミニタオルでほとんど水気を取ってしまい、ドライヤーを使えばすぐに乾く状態にしておく。

これがミニタオルで銭湯を攻略できると言った理由である。

②のパターン

昼のセント酒でも主人公はミニタオルにボディーソープを染み込ませ泡立たせて体を洗っていた。こうする事でスポンジ等が無くともボディーソープをしっかりと泡立たせることが可能にはなる。

確かにミニタオルが濡れてしまっても、絞れば体の水分を拭き取る事は可能だが、髪の毛の水分はどう頑張っても限界がある。

ドライヤーを使っても十分に水分が取れていない状態であれば時間がかかってしまう。

そのため筆者はなるべく水に濡らさないようにしているというわけだ。

 

バスタオルが無くてもミニタオル一枚で銭湯はどうにかなる。

だが、ミニタオルも濡らしたいし、身体の水分もしっかりと拭き取りたいという方はバスタオルは持参した方がよいだろう。

また、これはあくまでも男性視点での考え方なので、女性の場合は勝手が大きく違ってくる。

ミニタオル程度では長い髪の毛の水分を十分に拭き取る事は難しいため、女性の方はバスタオルを持っていくことをオススメする。

身体を洗うアレ

名前がいまだに良く分かっていなかったが、ボディーソープを染み込ませて泡立たせた上で身体を洗う事が可能になるアレは”ボディータオル”という名前が付いているとのこと。

ボディーソープを直接身体に塗りたくっても隅々まで綺麗に洗う事は難しいので、ミニタオルで応用するか、このボディータオルをぼって行こう。

カゴ

筆者は銭湯に持っていくカゴは非常に重要だと考えている。

シャンプーやタオルなどを袋で持っていくよりも、”カゴ”に入れている状態の方がどこか優越感に浸れる。

銭湯セットとでも表現した方が良いだろうか。銭湯に行き慣れている感を醸し出すことが出来る非常に重要なアイテムだ。

もちろん、かごのデザインにも拘りたいところだ。

筆者が銭湯セットに使っているカゴはこれだ。

銭湯用におあつらえ向きだろう。ミニケースではあるがシャンプー・リンス・洗顔料、ミニタオル等を詰めることができる上、大浴場に置く際も他人のカゴと自分のカゴと間違う事は一切ない。

ぜひカゴ選びもこだわってみてほしい。

小銭

銭湯の中でも両替機が付いていない場所も存在しているので、入る前に財布の中に小銭があるかどうか確認しておこう。

両替機が無いくせにロッカーはコイン式というパターンも考えられるので、あらかじめ小銭に崩しておくのが無難だ。

上記でご紹介した物を持っていけば銭湯で失敗する事はほとんどないだろう。個人的にはいつでも銭湯に行けるように車の中に銭湯セットを用意しておくことをオススメする。

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痛~い電気風呂の効果・効能とは?

どこの銭湯にでもあるわけではないが、筆者が立ち寄った銭湯の多くにはあの苦行ともいえる電気風呂が設置されていた。

結論から言うと、電気風呂に入ったからと言って持病が治るわけではない

我々の体には血液が流れているのは誰でも知っていると思う。では、筋肉と血流に大きな関係がある事はご存知だろうか。

活動する上で重要な”静脈”だが、静脈には自分で血液を運んでくる力はほとんど持っていない。その代わりに筋肉が動くことによって血液を押し上げる働きしている。

しかし、運動不足になると筋肉はどんどん固くなってしまう。その結果血行が悪くなるのだ。

では、筋肉に電気で刺激を与えるとどうなるのか。既にご想像は付いているかもしれないが、この電気風呂には血流を良くする効果が期待できると言われている。

筋肉に電気で刺激を与えることにより、筋肉の収縮・弛緩を促す。前述したように、筋肉は収縮・弛緩することで血液を送り出している。

今まで電気風呂の存在意義が分からなかった方もこれで、納得できたのではないだろうか。

血流が良くなる以外にも、疲労を和らげる効果も期待できるとのこと。

なんか痛いんだけど

痛くて怖い、痛いから入りたくないと言う方も多いと思うが、この理由に関しては身体が異常に感じている個所は痛みを感じるとのこと。

お医者様に聞いたわけでもないのでこれは聞き流してもらって構わないのだが、痛みを感じている部分が炎症を起こしていたり、筋肉痛だった場合は微量な電気だったとしても”ビリビリ・”チクチク”といった刺激があるようだ。

恐らくスポーツなどをやられていた方は整形外科・整骨院などで、電気治療を受けた経験があるのではないだろうか。

内側から関節や神経を治療していく…といった物なのだが、電気風呂にはそれに近い効果があるのではないかと良く言われている。

といっても、病院で行われる治療とは別物であることには変わりないので、電気風呂で完全に怪我が治るとは考えない方が良いだろう。調子の悪い方は病院へどうぞ。

こんな人は電気風呂に入るのは避けよう

まず、ペースメーカーを付けている方は絶対に避けた方が良い。

そして前述したように、電気風呂には血流を促す効果が期待できると言われている。そのため、高血圧の方および心臓病を患っている方は心臓に負担がかかる可能性が出て来るのでなるべく避けた方が良い。

電気風呂に入ると血流が良くなる以前に、風呂に浸かっている時点で平常時よりも血液の流れは活発になる。

それに加えて電気風呂でより血流を良くすれば当然心臓に負担がかかる。高血圧・心臓病を患っている方を初めとして、妊娠されている方も電気風呂にはなるべく避けよう。

筆者が実際に行った銭湯・温泉で良かったと思えた場所

それでは最後に番外編として、筆者が実際に行った銭湯・温泉で良かった場所をお伝えして〆ようと思う。

栃木

りんどうの湯

まず冒頭でもお伝えした栃木の温泉だが個人的に一番気に入っているのが「塩原ファミリー牧場 りんどうの湯」。

ぶっちゃけここに来たときはもっぱら温泉に入ってマッサージを受けて帰るので、牧場で遊びまわったことはないが、非常に落ち着いている。

名前すら聞いたことも無い…という方はいらっしゃると思うが、本当に落ち着いて温泉に浸かる事ができる筆者が一番好きな温泉だ。

見た目も内装もこじんまりとしているが、お客もそこまで多くないので(失礼だったらごめんなさい)ゆっくりと、ゆっくりと温泉を味わえる。

もちろん露天風呂も付いている。こじんまりとした雰囲気が筆者は気に入っている。

那須の温泉特有?の若干ぬめり気がある湯質も好きだ。

受付のおばちゃんも人当たりが良く、何度か行けば顔も覚えて貰える。夜になると常連さんも訪れるので、通っていると自然と喋る機会も増える。

ここに来る方は非常にフレンドリーな方が多く、西那須野で仕事をしている際は本当に思い出に残った。

入浴料は650円

芦野温泉

芦野温泉と言えば有名なのがあの薬付け風呂だろう。

一体どんな感じなのか興味があったので一度だけ行った経験があるが、非常に刺激的だった。

最初は「こんなもんか」といった印象だが、皮膚の薄い部分全てが物凄い激痛に襲われる。

痛みを何とかしようと普通の風呂に入ると余計に痛くなる。これだけで他の風呂の記憶が吹っ飛ぶほどだ。

内装も外装も凝った造りとなっており、足湯なども楽しめる。

何より、石鹸などもこだわっておりいかにも高そうな製品をタダで使う事が出来る。ちなみにシャンプーは馬油シャンプーだった。

ご飯は普通だった。

入浴料はちょっと高めの1500円。ただ午後4時以降に入ると1000円になる。

やすらぎの湯

これは栃木県小山市にある銭湯だ。

仕事でこの近くに宿泊する際によく利用している。

下駄箱の77番は絶対に誰かがキープしているので取れない。

この銭湯は種類が割と多い。ぶくぶく泡が出ている風呂、ジェットバス2種類、炭酸泉(これが一番人気)。

露天風呂は那須の温泉を使った露天風呂に加えて、薬湯(痛くない)、壺湯×2が設置されている。

サウナも通常のサウナに加えてミストサウナなど3種類ほど。アカスリもある。

施設内にはまぁまぁ広めのお食事処、テレビを見ながら寝られる部屋もあるので、これを考えれば安い方だろう。

入浴料は平日550円。休日650円。

神奈川

多賀良湯(たからゆ)

鹿嶋田に行った時は毎回この銭湯に入って帰る。

こじんまりとしているが内装は比較的新しめ。風呂の種類はジェットバス、普通の風呂、低温風呂、露天風呂の4種類。

若い人も結構来るので、時間によってはゆっくりする事が出来ない場合もあるが、遅めに行けばゆっくりと入っていられる。露天風呂は若干狭いがあの空間は割と気に入っている。

入浴料は450円

千葉

浜松浴場

南船橋のイケアに行く際に毎回寄る銭湯。

初めて来たときは外観は銭湯というよりも、人が入っていないパチンコ屋のような印象を受けた。

しかし、内装は昔ながらのあの銭湯を感じられる作りとなっており、蛇口もシャワーのタイプも良い意味で古さを味わえる。

といっても、風呂の配置が非常に面白く、風呂と風呂を敷き詰めた感じになっており、風呂がブロックのように繋がっている。言葉で表現するのが難しいのでぜひ実際に見てほしい。

露天風呂も付いている。ここも落ち着いて入る事ができるので、船橋近辺に行く際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。

入浴料は確か460円。

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