レッドブル等のエナジードリンク飲みすぎは健康に害?副作用や成分は
今回はレッドブル等のエナジードリンクの飲みすぎは健康に害なのか…といった内容をはじめとして、エナジードリンクの副作用や成分に関しても見ていきたいと思う。
海外ではエナジードリンクで救急搬送される人間が出ているのはご存知かと思う。あの件以降レッドブルやモンスターエナジーをはじめとする飲料に対して恐怖を感じた方も少なくないだろう。
筆者はモンスターエナジーが好きで良く飲んでいたのだが、報道を見て一時期めっきり手に取らなくなってしまった。
仕事をする際、徹夜で勉強をする際に景気づけにエナジードリンクを飲む方も居ると思うが、果たして飲みすぎると健康にどのような影響が及ぶのだろうか?
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エナジードリンクは飲みすぎると健康に害か?
エナジードリンク内に含まれている何が健康に影響するのか。
それはカフェインだ。もちろん、当分もコカ・コーラ500mlと同等に含まれているため、他のジュース同様にあまりにも飲みすぎれば糖尿病に繋がる可能性も考えられる。
以前報道された患者に関してだが、原因は「カフェイン中毒」と発表されていた。
摂取出来るカフェイン量
日本人が一日に”摂取して良い”というボーダーラインについてだが、個人の体重などに左右される。過剰に摂取すると当然カフェイン中毒になるリスクが上昇する。
例えば、1時間以内にどの程度のカフェインを摂取すると中毒になる可能性が高いのか計算してみよう。
「自分の体重×6.5」で算出することが可能である。
※6.5→体重1kgに対して6.5mgのカフェイン
体重が70kgの場合は70×6.5=455。
この場合、一時間以内にカフェインを455mg摂取するとカフェイン中毒になるリスクが高いというわけだ。もちろんこれはあくまでも目安。
エナジードリンクに含まれているカフェイン量
上記で例えば体重70kgだった場合には一時間以内に455mgのカフェインを摂取すると中毒になるリスクが高まるとお話したが、実際にエナジードリンクに含まれるカフェイン量はどの程度含まれているのか。
商品名 | カフェイン量 | 糖分 |
---|---|---|
モンスターエナジー335ml | 約142mg | 約37g |
レッドブル250ml | 約80mg | 約39g |
モンスターエナジーはレッドブルと値段が変わらないものの容量が多くてお得感はあるが、その分カフェイン量も増えている。糖分はレッドブルの方が高い。
前述した体重70kgに対して摂取出来るカフェインのボーダーライン455mg。これは相当気合を入れないと到達できない数値である事が分かると思う。
- モンスターエナジーであれば一時間以内に3.1本。
- レッドブルであれば一時間以内に5.7本。
流石にモンスターエナジーが好きと言っても、一時間以内にこれだけの量を飲めと言われると筆者も中々難しい。
カフェインを摂取して良いボーダーラインといっても、体重の他にも体質などにも依存するので、あくまでも”飲み過ぎは良くない”事を意識しておこう。
飲みすぎると何がヤバいのか?副作用は?
上記で話したように、やはりエナジードリンクの飲み過ぎは身体によろしくない。
では、エナジードリンクを飲みすぎるとどのような害・副作用が出てしまうのだろうか。
カフェインの過剰摂取によって引き起こされる症状としてあげられるのが以下の5点。
- 不眠症
- 下痢
- めまい
- 嘔吐
これらの他にも、心拍数が上昇するケースなどもあるとのこと。カフェインの摂りすぎで心臓に負担がかかるのは驚きだ。
○○とエナジードリンクとの併用は禁忌
以前、九州地方のある方がエナジードリンクを飲んで病院に搬送されて帰らぬ人となった件が話題になった。それについては、原因はエナジードリンクだけでは無かったと言われている。
救急搬送された患者はエナジードリンクの他にカフェインの錠剤も服用していた。カフェイン錠剤にはカフェインが100mg程含まれているため、エナジードリンクのカフェイン+カフェインでそのような結果になってしまった可能性が高いとのことだ。
むしろエナジードリンク1本だけではそこまで大きな事態にはならなかっただろう。
そして、エナジードリンクとの併用は絶対に避けなければならないのが風邪薬だ。気管支拡張作用がある成分がエナジードリンクに含まれていることも多いため、風邪薬の効果を強めてしまう可能性が高い。
そうなれば当然負担が大きくなるのは心臓だ。元々心臓に疾患がある方は特に気を付けなければならない。
テオフィリン系、β刺激剤などの成分が含まれている薬は勿論の事、ジュース感覚でエナジードリンクを使用するのは避けよう。
エナジードリンクはほどほどに
エナジードリンクの味は賛否両論あるが、ハマってしまうと虜になる。
個人的にモンスターエナジーはアイコスに非常にマッチしていると思う。コーヒーなどよりも一番合っている。
休憩や仕事で飲む飲み物を選ぶ時もついつい選んでしまう。もちろん、この記事を買いている最中もモンエナを飲んでいる。
ただ、前述しているようにエナジードリンク1本ではカフェイン中毒にはなる量では無いが、調子に乗って1日に3本以上飲んでしまえばボーダーを突破する可能性は十分考えられる。また、併用すると危険な物もある。
美味しいのは痛いほど分かるが、ほどほどに楽しもう。
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