【Suicaを紛失】落としたり無くした場合の対処法や停止方法
この記事では、SUICAを紛失した時にやるべきコトをお伝えしていく。
財布に入れたつもりが、消えていた…といった経験はないだろうか。SUICAをケースではなくそのまま取り出して使っている方に特に多いと思う。
SUICAは残高が残っていると、自販機を初めとしてコンビニやふファストフード店でも使う事が出来るので、誰かに使わてしまう可能性もあるのだ。
SUICAを落としたり無くした場合の対処法や停止方法について詳しく見ていこう。
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【SUICAを紛失した時にやるべきコト】落としたり無くした場合の対処法
結論から言うと、SUICAを紛失したらすぐに機能を停止するのがベターだ。
SUICAの中にはクレジットカード機能が付与されているビューカード等もあり、他人に悪用されると大変なことになるので、周辺を探して無くしてしまったと思ったらすぐに対処しよう。
SUICAは以下の4種類に分けられる
- SUICA(クレジット機能無し)
- SUICA(クレジット機能付き)・ビューカード
- My SUICA
- モバイルSUICA(スマホ等)
種類によって停止する方法も多少変わってくるので、種類別にやり方を説明していく。
通常のSUICA(クレジット機能無し)は再発行・金銭補償が無い
勤務先や学校などでSUICAの定期券を使っている方であれば、問題ないが、簡単に作れる通常のSUICA(無記名SUICA)をお使いの方は注意が必要だ。
もし、無記名SUICAを紛失してしまったとしても、チャージしていたお金は戻ってこない。
最高額の2万円が入金されていたとしても、なんの保証を受けられない上、引き継ぎ・再発行を行う事は出来ないのだ。
さらには、駅員さんに無くしてしまったと伝えても、そのSUICAの機能を停止・凍結することも出来ないので、仮に悪い人に拾われてしまった時は中身を全て使われてしまう可能性もある。
「頑張って見つける」というアナログな手法しか無い。
通常のSUICAであれば発行するのは非常に簡単だが、無記名…つまりSUICAの持ち主が誰か分からないという性質であるため、駅側は保証をすることが出来ないというわけだ。
そのため、個人的には保証がしっかりしている記名式SUICAを使う事をお勧めする。
もしくは、通常のSUICAを使う際には、高額チャージを控えるようにするのがベターだろう。入金できる上限額は2万円だが、2000円~5000円以内にとどめておくのが良い。
もし、無記名SUICAを無くした場合は…
- SUICAを新規発行する必要がある
- SUICAにチャージしていたお金は戻ってこない
- 紛失した時の事を考えると記名式SUICAを使った方がオススメ
次の項目では、記名式SUICA(My SUICA)を無くした場合の対処法について解説していく。
My SUICAの作り方
My SUICAを作る方法は2種類
- みどりの窓口で作る
- 多機能券売機で作る
不安な方は、みどりの窓口で作る事をオススメする。係員の方が丁寧に必要事項を教えてくれるので、みどりの窓口が混雑していない時はそちらを利用するのが良い。
もう一点は「多機能券売機」。あまり耳にしない名前だが、日頃から目にしているあの「黒い券売機」である。
多機能券売機で購入する際は、「SUICAのご購入」を押す。アナウンスに沿って手続きを行う事が出来る。この時にMy SUICAを選択するのを忘れずに。
券売機に表示される指示に従って入力していけばスムーズに作成する事が出来るが、時間が無いから…といって適当に情報を登録すると、後々めんどうなことになるので注意しよう。
「氏名・性別・生年月日・電話番号」を登録していくわけだが、紛失した際にもこの情報が必要になる。
登録した時の情報を忘れてしまった場合は、残高がどれだけあっても再発行および金銭保証を受けることが出来なくなる。
もしくは、SUICAに記載されている“JE”から始まる番号をメモや写真で控えておくことをオススメする。この番号でもSUICAの持ち主を特定する事が出来る。
- SUICAは「みどりの窓口」・「多機能券売機」で作る事が出来る
- 登録情報はしっかりと正確に記入する
- SUICAに記載されている「JE」から始まる番号も控えておく
- 紛失した時に「登録情報」もしくは「SUICAに記載されている番号」が必要になる
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My SUICA(記名式)は駅内で利用停止が可能
通常のSUICAではなく、記名式SUICAであれば、駅員さんに伝えることで、機能を一時的に停止することが出来る。
仮に落としてしまったとしても、早い段階であれば悪用されるリスクは限りなく低くなる。定期券などもこの記名式SUICAに該当する。
金銭も保証されるのだが、1つ注意が必要なので、今まで知らなかった方はこの機会に覚えておこう。
金銭が保証されるのは、SUICAの機能を停止した時の残高のみ。
SUICA紛失⇒駅員さんに伝える⇒機能停止・再発行。
といった流れで、あなたの元に再発行という形でSUICAが戻ってくるのだが、駅員さんに紛失したことを伝えるまでの間に、誰かに使われてしまった場合は、使われてしまった後の残高が保証されるのだ。
例えば、残高が2万円あった状態で紛失し、駅員さんに伝えるまでに1万円使われてしまった時は、残りの1万円しか保証されないというわけだ。全部使われてしまっていたら残高は0円の状態で再発行される。
そのため、上記で「早い段階で」という表現をしたのだ。
無くしたかなと思ったらすぐに駅員にその旨を伝えて再発行しよう。
もし、記名式SUICA(定期券)を紛失したら…
- 駅員に届け出た時点での残高が保障される
- 再発行・引き継ぎを行うことが出来る
- とにかく早い段階で対処するのがポイント
再発行・引き継ぎを行うまでの3フロー
紛失してから再発行するまでの手順は以下の通り。
【駅構内の窓口で紛失した事を伝える】
↓
【手続きを行う】
※免許証・学生証の持参を忘れずに
↓
【14日以内に再発行が完了する】
再発行に必要な料金は合計で「1,010円」。
内訳は、再発行手数料「510円」+デポジット「500円」(デポジット(預り金)の500円は、カードを破棄する際にキャッシュバックされる)
また、再発行手続きを行う際に「氏名・性別・生年月日・電話番号」を記入するのだが、登録した時の内容と違うと再発行が出来ないで注意しよう。
さすがに生年月日や氏名をド忘れする事は無いと思うが、SUICAを作った時に適当に情報を入力してしまっていた場合は、残念な事になってしまう。
クレジット機能付きSUICA・ビューカードを紛失したらすぐに電話で利用停止を
クレジット機能付きのSUICAを紛失してしまった場合は、わざわざ駅にいかなくとも電話で機能停止する事が出来る。
【ビューカード紛失・盗難デスク(24時間365日対応)】
03-6685-4800
上記で記載した連絡先はビューカードを紛失および盗難された方向けに設置されたサービスで、24時間年中無休で対応してくれている。
連絡をすると17桁の番号を伝えられるので、その番号のメモを忘れずに。後日みどりの窓口でビューカードを再発行する際に必要になる。
機能の一時停止はもちろん、紛失してから不正利用されていないかも確認する事が可能だ。
クレジットカード機能があると、通常のSUICAよりも悪用される可能性が高いので、気づいた時にすぐに連絡を。
Suicaのオートチャージ機能はVIEW ALTTEで停止することが可能
紛失した時の事を考えるとオートチャージは少し怖い…と感じる方もいらっしゃると思うので、一応その流れを説明していく。
オートチャージは、駅構内に設置されてる「VIEW ALTTE」という専用端末で停止することが可能だ。
ここで必要なのは、ビューカードとSuica。
- 画面が表示されたら「オートチャージ設定」を選択
- 次の画面でも「オートチャージ設定」を選択
- 「SUICAにオートチャージ」を選択
- 「既にリンクされている方」を選択⇒SUICAを挿入⇒ビューカードを挿入
- 暗証番号を入力⇒ご利用停止を選択
- ビューカード・Suica・ご利用明細書を受け取る
これでオートチャージ機能は停止される。
モバイルSUICA登録をしているスマホを紛失したら早急にコールセンターへ
モバイルSuicaを登録したスマホを紛失した場合、コールセンターへ連絡することをオススメする。
公式サイトからでも設定することが出来るが、もし電話を行える環境ならば、そちらのほうが断然スムーズ。
【モバイルSuicaコールセンター(7:00~23:00まで)】
050-2016-5005
Apple Payの場合はiCloudから設定を
iPhoneを紛失してしまった場合は、コールセンターを利用して停止…といった事が出来ない。自分で設定変更を行う必要がある。
まずは、iCloud.comへアクセスしよう。
- Apple ID・パスワードを入力⇒ログイン
- 設定をタップ
- マイデバイスをタップ
- iPhone(紛失した端末)をタップ
- Apple Payの情報を削除
- 確認画面が表示されるので削除を選択
これで、無くした端末はApple Pay機能が停止されたので、その面で悪用される可能性は無くなる。
iPhoneがオフラインの場合は端末情報を削除するしかない
紛失したiPhoneがオフラインになってしまっている場合は、Apple Payの情報だけ削除する…といったことはできない。
紛失してしまったiPhoneの情報自体を削除する必要があるのだ。端末データが削除されてしまうのは非常に厄介だが、悪用されるより遥かにマシなので、すぐに対応していこう。
こちらも先ほどと同じくiCloud公式サイトへアクセスする。
- Apple ID・パスワードを入力⇒ログイン
- 設定をタップ
- マイデバイスをタップ
- iPhone(紛失した端末)をタップ
- ×マークをタップ
- 確認画面が表示されるので削除をタップ
これで、iCloudに登録していた端末情報は削除され、Apple Payの機能も使えなくなる。
iPhone7で初めて追加された「Apple Pay」。これまでiPhoneシリーズはお財布機能が無かったので、ちょっと不便だったので、結構うれしい変更だったと思う。
だが、便利な反面、紛失してしまうと悪用されるリスクも高くなったので、その際の対処法も頭の隅に置いておこう。
【まとめ】SUICAを紛失しらたらすぐに停止・凍結させよう
今回ご紹介した内容をまとめていく。
再発行可能なSUICAと出来ないSUICA
通常SUICA(無記名)⇒再発行は出来ない。新規で作り直すしかない
記入式Suica(定期券も含む)⇒再発行可能
クレジット機能付きSuica・ビューカード⇒再発行可能
金銭保証があるSUICAと無いSUICA
通常SUICA(無記名)⇒金銭保証は無い。
記入式Suica(定期券も含む)⇒保証を受けられる
クレジット機能付きSuica・ビューカード⇒保証を受けられる
上記でもお伝えしたように、無記名Suicaの場合は、なにも保障を受けることが出来ないので、チャージする金額は最小限にとどめておくか、記名式Suicaを利用する事をお勧めする。
もちろん、「無くしたかも…」と思ったらすぐに機能停止の手続きを行う事が重要だ。繰り返しとなるが、保証されるのは手続きを行った時点の金額だ。
手続きを行うのが遅くなれば、その間に残高を使われてしまう可能性もあるので、とにかくすぐにご連絡を。
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