スマホとガラケーの違い月額料金・本体価格比較編!どっちが安い?
今や生活に欠かせない存在となった携帯電話。
現在ではスマホの復旧率が進み1人1台はスマホを持っているのが一般的になりつつある。
復旧が進むにつれて個人の使い方によって料金プランが増え、契約内容も複雑化してぶっちゃけショップの店員さんが何を言っているのか理解不能な方も中にはいると思う。
昔の携帯電話を使っていて
「端末も古いしそろそろ機種変更をしようとは思うけど、店員さんが何を言っているか難しくて理解できないしスマホは使いこなせる自信がない。」
という理由でショップに行くのも億劫になっている方も多いと思う。
そこで今回は、そもそもスマホとガラケー(ガラホ)を新規で購入もしくは機種変更した際、月額料金(本体価格も含めて)はどっちが安いのか、比較をしていく。
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スマホとガラケーの違い
プランや用語のおさらい
まずは料金プランの基本的な考えが、「基本料金(通話料)+パケット料金+ネット接続料」で成り立っていることを整理しておきましょう。
上記にプラスしてオプション料(携帯の保障料金やその他有料オプション(有料動画サイト等))や、契約者自身の割引される内容で毎月支払う金額が変わってくる。
言葉の意味は下記にまとめる。
基本料金(通話料)
基本料金とは、電話をするのに加入しなければいけないプラン。
①.国内であれば何時間通話しても一律の金額プラン
スマホ:2,700円 ガラケー&ガラホ:2,200円
②.5分以内であれば一律料金+5分を超えて通話した分の通話料金が発生するプラン
スマホ:1,700円 ガラケー&スマホ 1,200円
③.通話した分だけ金額が発生するプラン
スマホ、ガラケー、ガラホ:980円
基本的には、上記3つのプランから選べる。
ただし、一番下の③番。
「通話した分だけ金額がかかるプラン」は、注意が必要である。
ドコモで③のプランを組む場合、ファミリー割という”家族で契約している場合のみ適用される割引”の対象者だけが、このプランを組むことができる。
このようにキャリアごとに、プランを組むための条件があるので、ご自身が契約することが出来るプランなのかどうかを担当者に確認しよう。
パケット料金
メールやインターネットを使ってやりとりしたデータ量で決まるもの。
これだけ見ると
「じゃあネット使った分だけお金かかっちゃうの!?気づかないうちにたくさんインターネットを使ったら高額になるの!?」
と思う方もいると思うが、そうならないために「パケット通信料定額プラン」と言うものがある。
よく店員さんが言っている「5GBまでは普通に使えますが、それを超えてしまうと通信制限がかかります。」と言っているアレのこと。
プランによっては使った分だけ金額はかかるけど、発生する金額の上限が決まっていたりするので高額な請求が来る心配はない。
それでも心配であれば店員さんに質問しよう。
プラン | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
パケット代(使用した分だけ課金されるが発生金額に上限つきのプラン) | 300円~4,200円 | 0円~ 4,200円 | 0円~4,200円 |
※パケット代定額プラン(ケータイプランを選択した場合入りません) | – | – | – |
2GB | 3,500円 | 3,500円 | 3,500円 |
3GB | – | 4,200円 | – |
5GB | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
ネット接続料
メールやインターネットをするのに必要なもの。
各キャリア金額はだいたい200円~300円程度。
スマホを契約するとかかる最低限の金額
基本的には上記3つのプランには必ず加入しなければいけない。
単身者がスマホを新規契約した場合、最低限かかる金額を表にまとめた。
実はドコモ、au、ソフトバンクとも最低限かかる金額は変わらない。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
基本料金(通話料)5分以内であれば一律料金 | 1,700円 | 1,700円 | 1,700円 |
ネット接続料 | 300円 | 300円 | 300円 |
パケット代定額プラン2GB | 3,500円 | 3,500円 | 3,500円 |
月額料金 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 |
第3のケータイ「ガラホ」とは?
スマホが普及がだいぶ進みましたが、ガラケーを愛用している方はまだまだ多い。
従来のガラケーが生産終了になる事が決定したが、ガラケーを使い続けたいというユーザーが多く、その需要に応えて登場したのがガラケーの後継機、「ガラホ」である。
簡単に説明すると、中身はスマホ。見た目はガラケーという端末。
操作はタッチパネルではなく、ガラケーと同じボタンでの操作になるためガラケーから移行する人も違和感無く使用できる。
機能としては
スマホと同じLTE 4G回線を利用しての高速インターネット
アプリのダウンロード(LINEも可能)やオンラインゲーム
wifi接続など普通のスマホでできることがガラホでも可能である。
「ガラケー同様の操作性が良いけど、ネットやアプリはスマホのように使いたい。」
という方にオススメ。
また、スマホよりバッテリーが長持ちするのもガラホの特徴である。
“スマホとガラホ”安いのはどっち?
月額料金プランはどっちが安い?
まず、単身か家族かによって割引や契約できるプランが異なってくるのでここでは誰でも組むことができる料金プランであり通話はし放題で各キャリア比較して行こうと思う。
また、下記比較表に端末料金は含みません。
ガラホ3キャリア月額料金プラン比較表
通話し放題であまりネットをしない人、という条件でガラホを契約した場合
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
基本料金(通話し放題プラン) | 2,200円 | 2,200円 | 2,200円 |
ネット接続料 | 300円 | 300円 | 300円 |
パケット代(ケータイプラン) | 300円~4,200円 | 0円~ 4,200円 | 0円~4,200円 |
月額料金 | 2,800~6,700円 | 2,500円~6,700円 | 2,500円~6,700円 |
上記を見てみると基本料金(通話し放題プラン)はドコモ、au、ソフトバンク共に2,200円。
ネット接続料も同じく300円。
差があるとすればドコモのパケット代が、一切ネットを使用しなくとも月額300円発生する。
上記表月額料金に+端末本体代金(分割の場合)とケータイ保障料がかかってくる。
端末代金が実質0円であったとしても最安で月々約3,000円はかかる。
ネットを使用できる上限まで使った場合は6,700円+ケータイ保障料がかかる。
スマホ3キャリア月額料金プラン比較表
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
基本料金(通話し放題プラン) | 2,700円 | 2,700円 | 2,700円 |
ネット接続料 | 300円 | 300円 | 300円 |
パケット代(ケータイプラン) | 300円~4,200円 | 0円~ 4,200円 | 0円~4,200円 |
※パケット代定額プラン(ケータイプランを選択した場合入りません) | – | – | – |
2GB | 3,500円 | 3,500円 | 3,500円 |
3GB | – | 4,200円 | – |
5GB | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
月額料金 | 3,300円~8,000円 | 3,000円~8,000 | 3,000~8,000円 |
スマホの場合、ガラホ電話し放題のプランより3キャリア共に500円高い。
また、せっかくスマホにするのであればインターネットを使ってみたいと言う方も中にいると思う。
そうした場合、毎月ネットを使用するのであればパケット代定額プラン2GBで契約したほうが安く済む場合もあるので参考にして欲しい。
まずは2GBのプランを組んでみて何ヶ月か様子を見て足りないようであれば容量を増やしていくのも良い。
この場合パケット代のケータイプランを組む必要はない。
価格比較表を見てみるとauのみ3GBで4,200円のパケット通信料定額プランを組むことができる。
月額料金プランの比較結果
通話し放題プランは3キャリアとも
ガラホは2,200円
スマホは2,700円
このように、500円の差しかないことが分かる。
前述したように、「ケータイプラン」を組んだ場合、ドコモのみネットを全く使用しない月でも300円は発生する…ということを覚えておこう。
後はキャリアの契約年数やショップのキャンペーンによって、割引料金が上下する。
機種変更や他キャリアに乗り換えを検討している方は、今契約中のケータイショップに問い合わせたり、乗り換え予定のケータイショップに問い合わせて細かい月額料金を比較してみる事をお勧めする。
ちなみにスマホの価格表にしかパケット定額プランは入っていないが、ガラホでもこの定額プランは組むことができるのでガラホでネットの使用も考えている方は参考にしてみて欲しい。
スマホとガラホ本体代金はどっちが安い?
普通のスマホの場合、本体価格はどの機種も約10万円程度。
ガラホの本体価格はスマホの本体価格の半分以下の値段である。
これだけだと圧倒的にガラホのほうが安いと普通は思う。
しかし、実質0円キャンペーン中の端末を契約した場合、本体代金が2年間掛けて相殺されるため価格差は無いと言って等しい。
実質0円キャンペーンは本体代金を一括で購入した場合も同じ恩恵が受けられる。
ただ、欲しい機種が決まっていたり、その機種が実質0円キャンペーン外の場合は月額料金に本体代金が分割されて上乗せされるためその分月額料金が高くなってしまうので注意が必要である。
まとめ
まだ、基本料金(通話料)をカケホーダイライトプラン(5分以内であれば一律料金+5分を超えて通話した分の通話料金が発生するプラン)にすれば月額1,000円安くすることができる。
しかし、5分を経過したぶんに関しては30秒毎20円かかってしまう。
場合によってはカケホーダイプラン(2,200円)より高くついてしまう恐れがあるため注意が必要である。
また、パケット代に関してもケータイプラン(0円~4,200円)でネットをたくさん使った場合、2GB定額プラン(3,500円)より金額がオーバーしてしまう事もある。
料金を安くしたい気持ちはとても分かるが、せっかく新しいケータイに買い換えたのに料金プランを気にして使い勝手が悪くなってしまうのは本末転倒である。
貴方の使い方に合ったケータイや契約プランを組むのが一番ストレス無く使用することができ、本体の性能も十分に体感できると思う。
別の記事に「ガラケーとスマホの違い-機能編-」をまとめてあるので貴方に合ったケータイを見つける参考にして欲しい。
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