自作したLINEスタンプは商標登録無しで使える?自作方法・作り方!

LINEスタンプを商標登録せずに…他人に販売をせずに、自分だけ使いたいと言う方も多いのではないだろうか。他のユーザーは持っていないオリジナルの自分用スタンプということになる。

ここでは、販売用ではなく自分用のスタンプの作り方の説明となる。もし、販売用にスタンプを作りたい場合はこちらの記事を参考にしてほしい。

今回は、自作したLINEスタンプは商標登録無しで使えるのか…といった内容をはじめとしてスタンプの自作方法・作り方について解説していく。

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自作したLINEスタンプを商標登録せずに使う事は可能?

自分でキャラクターメイクをして、数種類の素材を作りスタンプを作成。その後、LINE上にそれを画像ファイルとして相手に送信すればスタンプのようなニュアンスで使う事は出来る。

当然ながら、相手側は「スタンプが送信されました」ではなく「画像が送信されました」と表示される。画像ファイルを送信しているのだからそれは当たり前なのだが。

まぁ、スタンプとの差がこれだけならば、普通に自作した画像をスタンプとして使えるかと感じる方も多いだろう。しかし、LINE上では、スタンプ以外は画像が透過にならない。

どんなに頑張って背景を切り抜いて、スタンプ風にしても透過にはならず、背景が白く写ってしまう。

これではスタンプではなく、単なる画像だ。非常にチープに感じるし、送られた側もリアクションに困るだろう。

つまり、自分で作った透過画像をLINE上でアップしても、透過にはならない→スタンプとして使うのには無理がある…という結論に至る。

iFun BOXを使っても答えは同じ

透過画像を使う事が出来ないのであれば、自分のスマホのLINE内部のデータを書き換えてあげれば、使えるのではないだろうか…と考えた方も多いだろう。

筆者が使っているのはiOS。iPhoneにインストールされているアプリのファイルを弄るためにはiFun Boxを使えば良い。

iPhoneをPCと接続→LINEのファイルを開く→スタンプが入っている格納庫を開く。

このスタンプが格納されている部分で、LINEに最初からデフォルトで入っているスタンプと自分で作った透過画像を置き換える。

実際に透過画像と入れ替えてそのスタンプを送信してみるとわかるが、自分のライン上では成功しているものの、相手のLINE上では自作した画像と置き換えた元のスタンプが送信されている。

つまり、失敗である。

現状では、このような方法を使っても自分が作ったLINEスタンプを商標登録無しで使う事は出来ない。

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なぜ透過にならないのか?

どうして、LINE上では透過画像が使えないのだろうか?スタンプの場合は反映されているのだから、画像もそれくらいどうにかしてほしいと感じる方も多いと思う。

様々な理由は考えられるが、大きな部分は著作権を守る為ではないだろうか。透過画像を使う事が出来れば、誰でもLINEスタンプのようなものを画像ファイルで送る事が可能になる。

それが自分自身が作ったオリジナルキャラではなく、既存のアニメやマンガなどのキャラクター、アイドル、俳優などでも作る事が出来るようになってしまう。

つまり、誰でも著作権を無視したスタンプが作れる無法地帯と化すわけだ。そのため、商標登録する過程で厳しい審査が行われるのだろう。

LINEと言えば悪評名高い「NAVERまとめ」が有名だが、これに関してはクリエイターから取れる手数料などを考えてキッチリと規制している。

自分だけ使うLINEスタンプの自作方法・作り方

既に、自分用のスタンプを作る事は出来ないと結論が出てしまっているが、透過でなくとも良い方は試してみると良いだろう。

PCのみで作りたい方は、背景色を決める→キャラクターを透過にして背景に合成→テキスト文を入れてスマホへ画像を送信。

 

スマホでフリー素材を探してそれを背景に、もしくはPCのペイントで背景を作る。PCで背景を作った場合は、スマホに送る。

そして、無料アプリの「合成スタジオ」を使っていく。

まずは、背景を設定→メインとなるキャラクターのレイヤーを読み込んで透過に→背景とのバランスを合わせる。

テキストをタップして必要な文章を記入。

全て完了したら「保存」をタップ。

これでスマホ本体に作成した画像が保存される。LINE上でその画像を送信すると、スタンプのようなニュアンスで使う事は可能だ。

「画像が送信されました」と表示されるだけでなく、背景があるだけで、かなり違和感を感じてしまうと思う。

もし、透過にしてスタンプとして使いたい場合は正規の手順を踏むしかない。

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