おせちの海老・いくら・蓮根・紅白なますの意味や由来!カロリーもチェック
今回は、おせち料理の海老・いくら・蓮根・紅白なますの意味や由来について見ていきたいと思います。
また、各具材のカロリーについてもチェックしていきましょう。
お正月の楽しみといえばおせち料理ですよね。
ですが、ひとつひとつの意味や由来は何だったか分からないこともあります。
おせち料理に入っている海老、いくら、蓮根、紅白なますの意味や由来、カロリーを見ていきます。
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おせち料理の海老の意味や由来
寿司ネタでも人気が高く、子どもも大人も好きな人が多い「えび」ですが、漢字だと「海の老人」と書いて「海老」になります。
その名の通り、海老は長い髭を生やしてお年寄りのように見えることから長寿を表し、腰が曲がっても健康に過ごせますようにという願いを込めておせちに入れます。
海老は茹でると赤くなりますが、赤はおめでたい色なのでお正月にうってつけですね。
なお、海老はおせち料理だけではなく、漢字だと鏡餅にも長寿を祈って飾り付けされます。
カロリーは?
おせち料理に使われる海老は、車海老かブラックタイガーが多いと思います。
車海老のカロリーは1尾19kcal、ブラックタイガーのカロリーは1尾17kcalです。
海老自体はあっさりした味わいで低カロリーですので、ダイエット中の人も安心して食べることが出来ますね。
ただし、低カロリーだからといってたくさん食べてしまうとかえってカロリーオーバーになってしまうので注意して下さいね。
いくらの意味や由来
プチプチとした食感が楽しいいくらですが、おせちに入れる地域と入れない地域があり、おせちにいくらを入れるようになったのはここ20年くらいのようです。
いくらは鮭の卵ですので、これからもたくさん子どもに恵まれるように「子孫繁盛」の願いを込めておせちに入れます。
また、いくらは鮮やかな赤色なので、おせちに入っていたらとても見栄えが良くなりますね。
いくらのカロリーは?
いくらのカロリーは、100g当たり272kcalです。
いくらには、疲労回復や脂肪燃焼効果が期待出来ます。
食べ過ぎは良くありませんが、お餅やお雑煮など何かと食べ過ぎてしまうお正月の食事の箸休めに良いですね。
蓮根の意味や由来
お煮しめや酢蓮根として使われる蓮根は、見てもらうと分かりますが穴がたくさん開いています。
そのことから、先がよく見通せる「先見性のある1年になりますように」という願いを込めておせちに入れます。
また、蓮根は一度にたくさん収穫出来るため、「多産」という意味合いがあり、子宝にたくさん恵まれるようにという願いを表しています。
蓮根のカロリーは?
蓮根のカロリーは、100g当たり67kcalです。
美容のためにビタミンCが含有された野菜や果物を積極的に食べている人も多いと思いますが、蓮根の中にもビタミンCが含有しています。
そして、蓮根に含有されているビタミンCはでんぷん質にしっかり守られているため、他の野菜と違い加熱しても壊れにくいという特徴があります。
ビタミンCたっぷりの蓮根は美容に効果があるだけではなく、疲労回復効果や免疫力を高めて風邪を引きにくくする働きがあります。
おせちを楽しみながら美容や風邪予防が楽しめるなんて素敵ですね!
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紅白なますの意味や由来
にんじんの赤と大根の白のコントラストが美しい紅白なますは、濃い味付けが多いおせち料理の箸休めとして最適です。
本来、なますは細切りにした生肉や生魚にお酢などの調味料を合わせた料理でしたが、生肉や生魚の変わりに細切りにしたにんじんや大根を調味料で合えたものを紅白なますと呼び、おせち料理に使われるようになりました。
紅白なますがイメージしているのは、お祝いに使われる紅白の水引です。
そして、「平安」や「平和」を願う意味合いがあります。
【紅白なますのカロリーは?】
紅白なますのカロリーは、小鉢1杯分で20kcalです。
賞味期限は、冷蔵庫保存で1週間くらいです。
お酢を使っているため、生野菜よりは日持ちするようですね。
紅白なますに使われている大根には酵素がたくさん含まれているため、便秘予防にもなります。
おせち料理に入っている海老、いくら、蓮根、紅白なますについて見てきました。
海老やいくらの赤、蓮根の白、そして両方が含まれる紅白なますは見た目も華やかで、まさにめでたいお正月のための料理という感じがしますね。
おせち料理は、年神様と一緒に食べる意味合いがあります。
おせち料理を用意することにより、年神様もきっと喜んでくれていることでしょう。
良いお正月を過ごして下さいね。
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