クリスマスプレゼントを靴下の中に入れる理由(意味)や由来とは?

この記事では、クリスマスプレゼントを靴下の中に入れる理由(意味)や由来とは何なのか…といった理由についてお伝えしていく。

クリスマスといえば…

  • 七面鳥
  • サンタクロース
  • プレゼント

などのイメージが強いが、サンタクロースがやってきた時のために「靴下」を用意する…といった話がある。

普通に枕元に置けばよいのに、なぜわざわざ靴下の中に入れる必要があるのだろうか?

今回はこの理由についてチェックしていこう。

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クリスマスプレゼントを靴下の中に入れる理由(意味)や由来とは?

クリスマスプレゼントを靴下に入れる…これは、サンタクロースの元ネタとなる聖ニコラウス(ローマの司教)の話が由来となっている。「ミラのニコラウス」といった名前を見たことがある方も多いのではないだろうか。

サンタクロースに関する伝説や起源は国によって様々あるが、この話は特に有名。「クリスマスプレゼント=靴下の中に」という由来もここから始まったとされている。

時代は4世紀ごろの東ローマで起こった。

登場人物は「貧しい家族」と先ほど触れた「聖ニコラウス」。

この話に出て来る家族は非常に経済的に困難な状況が続いており(元々はお金持ちだったという説もある)、自分の娘3人を身売りしなければ生活が出来ないところまで追い詰められていたという。

この話をきいた聖ニコラウスは、ある日の夜中にその家族が住む家の窓から金貨を投げ入れた。

この家族は普段から暖炉の周りに洗濯物を干しており、ちょうど洗濯物の「靴下」の中に、聖ニコラウスが投げた金貨が入っていたという。

聖ニコラウスが家族に対して恵んだ金貨の詳しい価値は不明だが、結果的にその金貨のおかげで、娘たちを手放すことなく過ごすことが出来るようになったようだ。

 

ここから「クリスマスプレゼントは靴下の中に入れておく」というのが習わしになった。

もちろん、日本ではわざわざ靴下に入れないという人も多く、ある程度こだわりをもっている方が行っているのが現状だろう。

クリスマスプレゼントといっても、サイズはかなり差がある。靴下にスッポリ収まるものもあれば、入りきらない大きさの物もある。

詳しくは後述しているが、起源となった言い伝えには暖炉の周りに洗濯物を干しておいたことがきっかけとなっており、わざわざプレゼントを靴下の中に入れるのではなく「靴下を吊るしておく」これだけでも縁起が良いとされている。

自転車などの大型のプレゼントを用意している方は、プレゼントの隠し場所を優先的に考えた方が良いだろう。

1回だけでなく3回金貨を投げ入れたと説もある

ニコラウスが窓から金貨を投げ入れたおかげで家族は幸せに過ごすことが出来た…というお話を知っている方も多いと思うが、「実はニコラウスが金貨を投げ入れたのは1回ではなかった説」もある。

  • 1回目⇒投げ入れた金貨が、暖炉の近くに干してあった靴下の中に入っていた。結果的に娘たちは身売りをせずに生活することが出来るようになる。
  • 2回目⇒投げ入れた金貨と自分たちで用意した金を合わせて、娘たちは結婚をすることが出来た。

ここで、この娘たちの父親は、いつも誰がお金を恵んでくれるのか気になって調べることにした。

  • 3回目⇒ニコラウスが金貨を投げ入れている様子を父親が発見。

このように、お金を恵んでくれていたのがニコラウスであることを知った父親は、泣きながら感謝をした…といった説もあるが、どこまでが本当なのかは定かではない。

なぜ聖ニコラウスが”サンタクロース”と呼ばれているのか?

キリスト教の信仰の1つに「守護聖人」という物がある。

これは、ある特定の「地域や職業」などをそれに関係のある特に優れた人間(聖人)が守っている…といった考えである。

聖ニコラウスは「学問の守護聖人」だったとされている。

この聖ニコラウスを英語に直すと「St. Nikolaus(セントニコラウス)」。

このセントニコラウスはオランダ語では「シンタクラース」呼ばれ、その後オランダでは12月6日に「シンタクラース祭」を行うのが習わしにもなっている。

後々、オランダ人はアメリカの一部を植民地化したわけだが、この際にオランダ人がアメリカ人に”サンタクロース”と伝えたことがきっかけで、サンタクロースという言葉が根付いたとされている。

聖ニコラウスとはどんな人間だったのか?

聖ニコラウスが生涯の中でどれだけのことをやってきたのか…といった部分はかなりふわっとしており、明確な出展もされていないので確証があるかどうかは分からないのが現状。

ニコラウスが生まれたのは「ローマ帝国のリキュア」。その後、リキュアのミラという都市で大主教(キリスト教のなかでも特に高いポスト)を務めていた。

クリスマスに靴下を…の起源でも説明したように、ニコラウスが家族に恵んでいたお金はかなり高額といわれている。その話からも分かる通りニコラウスは元々お金持ちだった様子。

その家族に接触する以前から、貧しい人たちにお金を与えていたという話もある。

貧しい人間に経済的な支援をするだけでなく、大人子供問わず、様々な状況下でも積極的に人助けをしていたとされる。(人を蘇らせたり、肉屋にさらわれて7年間塩漬けにされた子供を助け出した…といった伝説?もある)

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「サンタクロース=屋根からやってくる」この由来とは?

サンタクロースの起源となっている、聖ニコラウス。

窓から金貨を投げ入れた⇒靴下に入った⇒クリスマスプレゼントは靴下に入れる…といったお話は解説したが、「煙突」は話の中に出てきていない。

この話には諸説あり、「窓ではなく煙突から金貨を落とした」という内容もあるが、どちらが正しいのかは未だ詳しく分かっては居ない。

ただ、サンタクロースといえば「煙突」のイメージが非常に強い。

サンタクロース=煙突からやってくる…この話が広く伝わっのは「クレメント・クラーク・ムーア」が1823年に出した「聖ニコラウスの訪い」という本がきっかけと言われている。

有名な話だが、クレメントムーアが書いたこの本は幼児向けの本である。楽しい気持ちでクリスマスを過ごしてもらう名目ではあるが、それに加えて当時の雰囲気などを現代で味わう事が出来る作品だった。

この本の内容にこんなシーンが登場する。

キラ星のなか、屋根から降りるのは、小さい蹄の立てる爪音、頭を引っ込め振り向いて見ると、聖なるニコラウス煙突からどすん

実際の話では、ニコラウスは煙突から落ちた…なんて話は出てきて居ていないが、ここから「クリスマスにサンタは煙突からやってくる」といった話がより一層広まったのではないかとされている。

彼が出したこの本は、様々な言語で翻訳され、世界中に広まった。

サンタクロースの服装の由来-なぜ赤色?-

クリスマスのカラーと言えば「赤と緑」をイメージする方が多いと思う。

  • 赤色⇒キリストの血の色
  • 緑色⇒ヒイラギの緑(ヒイラギは1年中緑を絶やさない(Evergreen)⇒永遠の命を象徴)
  • 金色⇒高貴であることを象徴
  • 白色⇒純潔の象徴

クリスマスカラーにはこういった意味が込められている。

上記で紹介したムーアの「聖ニコラウスの訪問」の内容では「赤色の毛皮を着用しているサンタ」が書かれていた。

更にはサンタクロースの絵を積極的に書いていた「トーマス・ナスト」という画家(政治イラストレーターでもある)の作品のサンタが着用していた毛皮も赤みを帯びた色だった。

 

もともとサンタは聖ニコラウスをモチーフにされているため、普段からキリストカラーの赤色の服を着ている⇒サンタも赤色になったのではないかと考えられている。

靴下の中にプレゼントを入れなくても大丈夫

今回は、クリスマスプレゼントと靴下の関係性についてお話してきたが、結局のところプレゼントを靴下に入れなくても問題ないのだ。

「クリスマスに靴下を吊るしておく⇒縁起が良い」とされているためである。海外では、この靴下の中に小さなプレゼントも合わせて入れておく…といった習わしもあるが、メインのプレゼントを無理して入れる必要はない。

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