熊本で発生する地震を予知することはできるのだろうか?
今回は、熊本で発生する地震を予知することはできるのだろうか…といったテーマで考察していきたいと思います。
また16日に入って熊本県嘉島市では震度6強が観測されました。家屋が倒壊して生き埋めになっているということで、早急な対応を求められています。
阿蘇市では5強を観測しています。津波の心配はないとのことですが、家屋の倒壊やブロック等の倒壊などには細心の注意を払って下さい。
先日は震度7ということでしたが、本震なのではないかという話もでています。
他にも建物が倒壊している地区が増えてきておりますので、出来るだけ避難場所に集まるようにしたほうが良いですね。
これまでの記事でもお伝えした通り「余震」には本当に注意してください。
→熊本で起きた地震は東日本大震災と比べるとどれ程のレベルなのか?
先日の地震が本震だとみられていましたが、本日起きた物を考えるとマグニチュードを見ても本震なのでは…といった考えはあながち間違いではないでしょう。
そうするとなると、やはりまだこの先しばらくは余震は続くと思います。
今回の様な「大きな地震」が発生するのを予知することが出来れば非常に心強いですが、果たしてそういったことは可能なのでしょうか。
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地震を予知することは出来るのか?
地震を予知する…というよりも「予測」するということは可能ではあります。
しかし、「いつどこで、どのような大きさの地震が発生するか」という事に関しては難しいというのが現状です。
日本は地震が多い国として知られている通り、日ごろから発生している小さなマグニチュードの地震を予知(予測)することは可能ではあります。
ただ、そういった大きさの揺れは私達の生活に影響を与えると言えない物ですので、知ったところで「役に立つ」とは言えないですね。
本当に私達が知りたい情報としては、東日本大震災や今回熊本で発生したような被害が出る様な地震の予測です。
こういった甚大な被害をもたらすような大きな地震を予測する上で欠かせないのが「いつ起こるか」といったものなのですが、それを知るためには
- 地震が予測される場所で専門家をはじめとした科学的な観測
これを日頃から臨戦態勢で行われている必要があるのです。
これは相当なもので現在予測できるとされているのは東海地震のみであろうと言われています。
沖合いが震源であるということもポイントであり、まだまだ現在の技術では日ごろから今回熊本で発生したような地震を予知・予測することは難しいのです。
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地震が発生してから対応するしかないのか?
現在の技術を考えれば、地震をあらかじめ完全に予知するということは難しいわけですが、だからといって地震が起きてから対応するというのは心細いのは確かです。
地震が起きてから行動する内容も確かに重要でありますし、必ず日ごろから準備しておきたい物です。
しかし、地震がこれから起きるのではないかといった「前兆」や「予兆」といったものを感じることが出来れば少なからず予知に近い状態になるのではないかと考えます。
「熊本で発生した地震に前兆はあったのだろうか?」でお伝えしましたが、前兆というものは少なからず大きな地震の前には発生していることが多いです。
地震雲があったり、野生動物・飼っている動物の様子が普段と変わったり、自分の体の様子の変化など…と様々な「異変」を感じると、それはこれから地震などの自然災害が起こる可能性があるのでは…ということですね。
かなりオカルトっぽい要素も含まれていますが、「地震雲」に関して重要視して良いのではないかと思っています。
東日本大震災の際も地震雲が確認できたことはありましたので、的外れではないでしょう。
あまり過敏になりすぎているのも、気が張り続けている状態が続くわけですからかなり体力を消耗してしまうのは間違いありませんが、用心に越したことは無いと思います。
緊急地震速報も必要ではありますが、「本日地震雲が観測されました」…といった情報がテロップで表示されたほうが、もしもの時の準備はできそうですよね。
最後に
今回は、熊本で発生する地震を予知することはできるのだろうか…といった内容で考察していきました。
熊本で発生した地震などに関しては予知することは現状難しいという結論にはなりましたが、多少なりとも自分たちで「地震が発生するのでは」と予想することは出来なくもなさそうです。
あまり科学的根拠が無いものに振り回されるのも良くありませんが、少し警戒しておくことは大切ではないかと思いますね。
まぁ予言などに関してはちょっと微妙だなぁと感じる部分はありますが、後から考えるとそういったもので得た情報を鵜呑みにするのではなく少し「頭の片隅」にに置いておくといったことをすると良いのではないでしょうか。
窪塚洋介さんも前々から震災が起こるのではないかと訴え続けていたのも話題に上がっていますが、やはり少し警戒することは大切ですね。
それでは最後までご覧になっていただきありがとうございました。
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