メルカリ手数料の計算方法!無料にする裏技(裏ワザ)はある?

今回は、メルカリ手数料の計算方法をはじめとして、手数料を無料にする裏技(裏ワザ)はあるのか…という疑問に関しても触れていきたいと思う。

メルカリの手数料を一番に考えなければいけないのが出品者。どれだけ大量に商品が売れたとしても、販売手数料を考慮せずに勢いだけで値段設定を行うと結果的に時給ダウンに繋がる場合もある。

かといって、あまりにも高い金額で出品したとしても在庫リスクが高まる。

商品が売れた場合、実際に”どれくらい手数料がかかるのか”を計算してから出品をしてみよう。

この記事では、主に出品する方に対して焦点を当てているが、購入する方に関しても手数料が無料になる方法なども記載しているので、参照してほしい。

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メルカリ出品手数料の計算方法

メルカリで商品が売れた際に出品者には「10%」の手数料が発生する。

送料を”購入者負担”とし

仮に仕入れ値を500円、販売価格を1000円、送料780円(購入者負担)に設定した場合

1000×0.1₌100→販売手数料は100円となる。

売り上げから仕入れ値500円と手数料100円を差し引くと純利は400円。

 

では送料を”出品者負担(実際にかかる送料を販売価格に含める)”にした場合はどうだろうか?

仕入れ値を500円、販売価格を1780円(内700円は送料)とした場合

1780×0.1₌178→販売手数料は178円となる。

売り上げから仕入れ値500円と販売手数料178円を差し引くと、純利は322円となる。

時給もまぁまぁ下がる

上記の例で挙げた商品を1時間で30個仕入れる。

その後、1時間でメルカリに出品。

翌日全て売れたため梱包~発送までの一通りの流れを外注に3000円で任せたとする。

送料を購入者の元へ着払い

商品1つ当たりの利益は400円

400×30₌12000円

12000-3000(外注費)₌9000円(純利)

利益を出すためにかけた時間は「仕入れに1時間・出品に1時間」で計2時間。

つまり時給は4500円となる。

送料を出品価格に加えた場合

送料を出品価格に加えた場合、商品1つあたりの利益は322円。

322×30₌9660円

9660-3000(外注費)₌6660円(純利)

送料を出品価格に加えただけなので、利益を出すためにかけた時間は上記と変わらず計2時間。

ということは時給は3330円になる。

時給が3000円越えという時点でどちらに転んでも良い結果であることに変わりないが、前者と比べて時給に「1170円」の差が生まれている。

では単純に、売る側としては送料をに上乗せした金額で提示するよりも、購入者が着払いで送る金額に設定した方が良いのだろうか。

購入者からすれば送料込みの方が総額が分かりやすく購入しやすい

購入する立場として一番重要視するのは”総額”だろう。商品価格と送料が明確に表示されていればより”気軽に買うことが出来る”わけだ。

仮に1000円の商品と送料込み2000円の商品があったとしても蓋を開けてみると前者の場合は送料が「1500円」で総額2500円かかってしまった…なんて場合も無きにしも非ず。

出品画面からも伺えるようにメルカリは送料込みがデフォになっている。しかし、これは購入者が”分かりやすく楽しく”購入できるための仕組みといっても過言ではないだろう。

しかし、出品する側の人間もユーザーのために無理に送料を出品価格に加える必要はない。送料込みがデフォになっていたとしても、メルカリには「出品金額は送料を加えた物でなければならない」なんて決まりは無い。

ヤフオクでは購入者が送料を負担するのがデフォであり、その上で自分の元に届けるための送料を出品者に聞くなんてことも普通だ。

だが、メルカリはヤフオクとは違うので、もし着払いで送る場合にはあらかじめ商品ページに送料を記載してあげるのがベターだろう。

筆者も着払いで出品する際は、自分の住んでいる場所から各都道府県への送料を明記している。毎月大量に仕入れている割りに在庫リスクの心配もほとんどない。

回転率の高い商品とミドルレンジの商品をメインとしてバランスよく仕入れている影響も大きいが、やはりこういった細かい部分も気を付けていった方が良いのだろう。

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手数料が無料になる裏技(裏ワザ)はあるのか?

まずは、購入する側の立場で解説していく。

購入する時の手数料が無料になる方法は?

「メルカリは商品を購入する時に手数料が100円かかってしまう」メルカリを使い始めたばかりという方はこう思われているケースが多い。

この手数料100円はメルカリから請求されるのではなく、コンビニ支払いの際に払わなければいけない手数料である。そのため、購入すると100円かかるというのは誤りだ。

メルカリで購入する際にかかる手数料
コンビニ支払い 100円
銀行ATM支払い 100円
クレジットカード決算 0円

毎回毎回100円かかるのが嫌だ…という方はクレジットカード決算を行おう。

つまり、購入する側の”手数料を無料にする方法”はクレジットカード決算を行う…ということになる。

 

ちなみによくメルカリと比較されることが多いヤフオクの購入手数料は無料。ただし、銀行振り込みの際にかかる振込み手数料は実費となる。出品者が指定した銀行と同じ銀行に口座を持っている場合はそちらから送れば実質無料となる。

出品する側の手数料が無料になる方法は?

残念ながら現状では出品者の”販売手数料(10%)を無料にする裏ワザは存在していない。

メルカリはかなり早く商品を捌けるのがメリットではあるが、今のところ10%の手数料を支払う必要がある。

メルカリはヤフオクなどに比べると非常に手軽に売買が出来るアプリだが、”手数料10%”は商品を販売する方にとって割とネックに感じるはずだ。

だからといって、メルカリの販売ページから別のリンク(自分のサイト)などに誘導→販売をおこなうとペナルティを食らう可能性が非常に高いのでやめておこう。

自分でサイトを立ち上げてビッグワードで上位表示させるのは非常に難しいが、メルカリの力を借りればすぐに売る事が出来る。この手間賃と考え割り切って利用するしかないだろう。

ヤフオクを利用してしていたユーザーがメルカリに流れたのは確実だ。その影響からか最近ヤフオクはオークション形式ではなく”すぐに商品を購入可能なフリマモード”を導入した。

もし、興味がある方はそちらを使ってみても良いだろう。

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