メルカリとヤフオクはどっちが安くて高く売れる?大きな違いとは
今回は、メルカリとヤフオクはどっちが安くて高く売れるのか…といった内容を初めとして、両者の大きな違いとは何なのか見ていきたいと思う。
欲しい物を出来る限り安く購入し、要らない物をなるべく高く売る。そういった時に利用するのが「ヤフーオークション」や「メルカリ」だと思う。
ヤフオクに関しては、相当前から利用者が多く存在していたが、最近では手軽さからメルカリを利用する方も増えてきている。
これから先、両者を利用してみたいと感じている方に向けて、それぞれの特徴を数年使ってきた経験から詳しく解説していく。
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メルカリとヤフオクの大きな違いとは?
まず注目しておきたいのは以下の項目だ。
- 購入方法
- 手数料
- 相場
- 利用者の特徴
購入方法
ヤフオクはオークション形式。メルカリは出品されている価格でその場で購入する事が可能だ。
手数料
ヤフオク | メルカリ | |
---|---|---|
販売手数料 | 5.4% | 10% |
出品手数料 | 0円 | 0円 |
購入手数料 |
出品者の口座に振り込む クレカで購入しても手数料
|
コンビニ・銀行→100円
クレカ0円 |
入会費 | 出品→月額410円
落札→0円 |
0円 |
販売手数料。つまり商品が購入された時に運営側に支払わなければならない手数料のことを指す。
ヤフオクは「5.4%」、メルカリは「10%」と両者には大きな差がある。これだけ見れば出品者はヤフオクを選択したくなると思う。
出品者目線から両者を比べた場合、利があるのはヤフオクだろう。
次に、購入者視点で比較した場合だが、こちらの場合はメルカリに利がある。
メルカリはクレジットカードで購入した場合、購入手数料は0円。ヤフオクは銀行振り込みにした場合、振込手数料が発生。クレカで購入しても以下の料金が発生する。
落札金額 | クレジットカード | ネットバンキング |
---|---|---|
3000円以内 | 100円 | 162円 |
6000円以内 | 204円 | 162円 |
10000円以内 | 307円 | 162円 |
30000円以内 | 金額の5.4% | 204円 |
30001円以上 | 金額の5.4% | 307円 |
もし35000円の商品をクレカで購入した場合、金額の5.4%が発生するため「1890円」の手数料になる。合計で「36890円」支払う必要があるというわけだ。
購入者から見た場合、利があるのはメルカリになる。
しかし、この手数料だけで全て決めつけてしまうのはまだ早い。
相場
相場に関しては、商品によって若干差が出てくる。ただ、ヤフオクよりもメルカリの方が安く出品される機会は多い。
CMでもよく耳にしていたと思うが、メルカリは「早く売れる」という特徴がある。
ヤフーオークションは基本的に安く出品して、そこからどんどん値段が上昇していく。購入したい方が「自分ならここまで出せる」というラインまで入札し合うからだ。
もちろん、入札が即決価格という場合もある。入札したら終了時間に関係なくその時点で成立するシステムだ。しかし、ヤフオクに出品している方の多くは「少し時間がかかっても良いからなるべく高く売りたい」という傾向が強く、初めから即決価格に設定している方はそこまで多くない。
それに対して、メルカリは「とりあえずすぐに売ってお金に替えたい」という傾向が強い。そのため、ヤフオクに比べると安く購入できる可能性が高い。
何より、メルカリは出品者に「値下げ交渉」をするのがデフォルトになってきている。ヤフオクならありえない光景だが、メルカリではそれが当たり前である。
また、ヤフオクは落札者が送料負担がデフォだが、メルカリはその逆で出品者が送料負担というケースが非常に多い。
コメント欄でも「送料込みになりませんか?」・「○○円になりませんか?」といった光景をよく見る。
そういったこともあり、ヤフオクに比べるとメルカリの方が最終的に安く購入出来る可能性が高いと言える。
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利用者の特徴
利用者の特徴にも大きな差がある。
ヤフオクは至って真面目。出品者も落札者もお堅いイメージがある。筆者も何百回も取引をしていて、くだけた言葉遣いをしてきた出品者はほとんど居なかった。
もちろん、どのような商品を購入するか、売るかにもよって層は変わってくる。
逆にメルカリは、ヤフオクと違ってまともな日本語を使えないユーザーは多い。揚げ句の果てにはタメ口でコメントをしてくる人間もよく見る。
値下げ交渉に関しても、相場10000円程の商品に対して、送料込みで「3000円になりませんか?」といったコメントを貰った経験がある。あの時は友人と大爆笑した。
また、出品者の層もピンキリだ。商品状態を明らかに詐称してる出品者も居れば、事細かに状態を説明してくれる方も居る。(そういったしっかりとした出品者の商品説明を丸パクリする出品者も存在している)。
ヤフオクはあまりにも評価が悪いユーザーや、イタズラ入札防止のために新規ユーザーの入札を取り消す方も増えてきているが、メルカリは運営が甘いのか適当なのか、モラルが低い印象を覚える。
どう使い分ければ良いのか?
さて、2つの特徴を説明してきたが、状況によってヤフオク・メルカリを使い分けよう。
出品者視点からすれば、ヤフオクは時間がかかるがメルカリに比べると、高く売れる場合が多い。また、まともなユーザーが多い印象。ただ、ヤフオクは出品するために有料会員(月額410円)になる必要があるため、若干敷居が高い。今後も多く出品するのであれば、問題は無いだろう。
メルカリは、厄介なユーザーは多いが早く売れる。商品の状態やトレンドにもよるため一概には言えないが、即金性は割と高い。
こういった点を踏まえて、自分が今どちらを利用した方が良いのかを選択しよう。
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