iPhoneの画面はなぜ割れやすい?理由や割れる原因や対策は

iPhoneを使っている方の多くが経験している「画面割れ」。何かの拍子で硬い地面に落としてしまうと画面にヒビが入る。自分で修理する事も可能だが、大半の方が「不安」や「面倒くささ」を感じていることだと思う。

iPhone4を使っていたころは、半年に一回ペースで本体にヒビを入れていた筆者も、自分で修理するのにはちょっと自身が無かったので、「あいさぽ」というお店に毎回お願いしていた。

で、

知りたいのは、どうしてiPhoneは画面が割れるケースが多いのか…という理由だ。

今回は、iPhoneの画面はなぜ割れやすいのか…といった内容を初めとして、その理由や割れる原因。そして画面割れの対策について考察していきたいと思う。

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iPhoneの画面が割れやすい理由とは?

iPhoneの画面=割れやすい。

更には、iPhone6は従来のシリーズの中で最も割れやすい…といった噂まで広がっている。果たしてそれは本当なのだろうか?

iPhoneが何故割れやすいガラスを使用しているのか。各所で言われている中で納得できたものはやはり「修理で利益を得るため」。

もしくは、「ユーザビリティを無視した美意識の高さ」。

アップルケアに入っていれば、落下による画面の破損は3400円+税で修理することが可能だ。ただし、最大2回までとなる。

いくらジョブズが居なくなってしまったと言っても、アップルの技術は進歩している。彼らの技術があれば”画面が割れにくいiPhone”を作るのなんて造作もないことだろう。現にiPhone6がリリースされる前には画面にサファイアガラス仕様になる…といった噂も出ていた(結果的に使われたのはカメラのカバーのみ。これは価格が高額になってしまうからだろう)。

価格帯に関する不安は出て来るが、脆弱性が克服されればユーザーは多少高くても”長く使える”といった意味で喜んで購入するはずだ。

だが、10年間でその脆さはほとんど変わっていない。iPhoneの構造はご存知の通りディスプレイとスクリーンをドッキングさせている。薄くて明るい画面だ(iPhone4以降)。

その代償に画面が破損すればスクリーンを交換するだけでなくディスプレイも同時に交換しなければいけなくなる。冒頭で記述したようにこの薄さにアップルは美しさを感じているのではないか…というわけだ。

確かに、どんどん高性能になっていくのにも関わらず、薄くなっていくこのスタイルには感動を覚える。ただ、ユーザーの事をあまり考えていないという点も目立つ。

画面割れに対して不満を持っているユーザーは存在しているものの、”画面の強度を上げたiPhoneをリリースしてくれ”といった声に対してこれまで一切耳を傾けて来なかった。

それで成り立ってしまっているのにも驚きなのだが。

 

iPhone6の画面に使われているのはご存知の通りガラスだ。硬いアスファルトに叩き付ければ割れる。

本体の重量は[129g]。iPhone5が[112g]。画面が大きくなったのにもかかわらず厚みが削られているため極端に重量がアップしているわけでもない。

最近のシリーズの画面には強度が高い”ゴリラガラス”が使われている。今までiPhoneの画面割れがよく話題になっていたため、この素材の採用にはかなり期待していた方も多かったはずだ。

※ゴリラガラスは強度も高いが、何より透明度が非常に高くiPhoneにはうってつけの素材だった。プラスチックの数十倍の強度を誇る。

しかし、iPhoneがリリースされてから10年経過してもその脆弱さは変わらない。やはり落とせば割れる。iPhone7に関しても画面は割れる。

冒頭で殆ど結論が出てしまっていたが。iPhoneの画面が割れやすい理由の1つに「意図して割れやすく作っている」。

2つ目に「強度を犠牲にしたデザインへの意識の高さ」。

どちらも十分ありえる話なのだが、個人的には2つ目のデザインの線が強いかなぁと感じる。まぁ利益を長期的に確保していく…といった理由も可能性としては高いのだが。

割れやすい×→割れているiPhoneが多い?

iPhoneが割れやすいというイメージは強いが、iPhoneではなくAndroidなど他社のスマホも普通に割れる。

しかし、iPhoneは画面が割れていてもスクリーンは反応するケースが多く、そのまま継続して使っているというユーザーは多い。iPhoneユーザーの15%(※(株)SquareTrade調べ)が修理せず、画面が蜘蛛の巣状態で使い続けているとのこと。

そのため、画面割れの状態で使っているユーザーを多く見かける→iPhoneは画面が割れやすい…といったイメージを持たれやすいのかもしれない。

筆者のiPhoneは割れていなかった

筆者は前述したように過去iPhone4の画面を幾度となく蜘蛛の巣状態にしてきた。4の場合は背面もガラスを使用していたので尚タチが悪い。しかし、iPhone6は1年7ヶ月も使っているのにも関わらず画面割れは一切”なかった”。

理由はシンプルだ。

「ほとんど落としていない」・「ケースを付けている」といった理由だろう。

今までは分割で購入していたが、一括で購入したためスマホを持っているという意識ではなく、ほとんど数万円を持ち歩いているという意識に切り替わったからだ。

iPhone6は裏面がサラサラしている上、4・5シリーズと変わって側面が丸みを帯びたデザインになっているため、滑りやすく落としやすい。もちろん、手の大きさにも左右されるとは思う。

iPhone6を持った瞬間に「ケース無しではすぐに破損する」と感じたため、ケースに入れて使用していた。かつ、スマホではなく現金を持ち歩いている意識があったからこそ慎重に使う事が出来ていたのだろう。

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3日前に画面割れました。

1年7ヶ月使っても画面は割れていない。とドヤ顔していたが、つい3日程前に画面が破損した。

実はスマホをケースから外して持ち歩いていたのだ。ケースがボロボロになってしまったと言う事もあったし、iPhone7にそろそろ替えよう…といった浮ついた気持ち。そして、なにより試しにポケットに素のiPhone6を入れた時のスマートさに感動したことが、今回の失敗に繋がった。

ポケットからiPhoneを出した瞬間滑った。アスファルトに側面から叩きつけられる。

悪寒しかしなかった。

全開転

案の定落とした側面部分から綺麗に画面がクラッシュしていた。頭の中ではアナザーゴッドハーデスの全開店フリーズの光景がグルグル巡る。

やはり、6を素で持ち歩くのは大変危険だ。最低でも画面保護シールは張らないとマズい。

次の項目では、画面割れの対策に関して説明していく。

画面割れ対策

画面割れの対策を簡単に説明していく。

  • 保護シール
  • スマホカバー
  • リング

落下防止ならびに落下した時の命綱(落下はしているが)として上記のアイテムをぜひ利用しよう。

保護シール

保護シールといえば、画面の傷防止と落下して画面が割れた際にガラスを飛び散りにくくするだけ。

つまり、画面割れは防げない物というイメージを抱く方が多いかもしれないが、中には画面割れを防いでくれる物もある。

iPhoneをケースに入れずにそのままで…という方は最低でも保護シールは活用しておこう。

スマホカバー

説明するまでも無いと思うが、スマホカバーの中でも画面まで保護してくれるデザインがオススメだ。個人的に手帳型は嫌いなのだが幾度となく助けられて来たので、背面と側面だけをカバーする物は選択肢から消えている。

リング

見た目がク○ダサいので絶対買わないが、落下防止には非常に役に立つだろう。

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