覆面パトカーの車種やナンバーの特徴!アンテナでは見分けられない?

高速道路は一般道路に比べると凄まじい速度で運転をする人間が多い。天候や道路の状況によって制限速度は変化するが大半が時速80~100kmだろう。

だが、明らかに時速130~150km以上を出してかっ飛ばしていく車も存在している。100kmで走っているのにも関わらず煽られた経験がある方も多いはずだ。

猛スピードで走行する車と言えば、スポーツカーを想像する方が多いと思うが、社用車として広く扱われているPro Boxやハイエース。その他セダンなども制限速度を無視した走行をしている。

そういった車両を取り締まるために配置されているのが、覆面パトカーだ。名前の通り見た目からは一般の車両と変わらない。しかし、中身はパトカーのような特殊な機材が設置された特別な車となっている。

制限速度をオーバーした車を追跡してしょっぴく役目を果たす。

高速道路はどうしてもスピードが出てしまうものだが、もし覆面パトカーが居るのにも関わらず制限速度をオーバーしてしまった場合は、免許に傷が付く可能性が高い。

さて今回は、覆面パトカーの車種やナンバーの特徴をはじめとして、現在ではもうアンテナでは見分けられないのか…という噂についても触れていきたいと思う。

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覆面パトカーの車種・特徴

覆面パトカーの車種だが、地域によって様々だ。

だが、その多くが”セダン”だ。これは昔からテンプレとなっているほどである。

捜査車両として使われるセダンといえば、クラウンがほとんどだろう。カラーは白系が鉄板だ。

しかし、最近では日産スカイラインなどのスポーツタイプの車両を採用している所もある。以前に比べて警告を出しても、そのまま振り切ろうとする人間が多いという事も関係しているだろう。

追跡をしてくる車両がセダンタイプ…よりも明らかにスポーツカーと分かる車両であればその時点で諦める人間がほとんどだろう。

スポーツカーの他にも、地域によってはスバルのレガシィやレヴォーグを覆面に採用している事もある。ただし、これに関しては一般的とは言えず、お見かけするのはかなり稀だ。

様々な覆面パトカーが存在しているが、警察がもしメーカーのお膝元であれば、メーカー側から捜査車両として送られることも考えられるため、ぶっちゃけどんな車種が覆面パトカーになってもおかしくはない。

では、そういった車両をどうやって見分けろというのだろうか?

覆面パトカーを見分けるための4つのポイント

覆面パトカーを見分ける方法としては、上記でご説明した車種の他に以下のポイントに注目してほしい。

 

  • ナンバー
  • 速度
  • 運転手
  • アンテナ

 

では、それぞれの項目について見ていこう。

ナンバー

覆面パトカーにも当然ナンバープレートは存在しており、パッと見では一般車両と勘違いしてしまいそうになるものがほとんどだ。

しかし、ナンバーに記載されている”地域”の隣の番号が”8”だった場合は、警戒すると良いだろう。

よく3ナンバー、5ナンバーと言われる部分だ。これが8から始まる番号の場合は警察車両である可能性が高い。

さて、では8ナンバーの車両とは一体どんな目的で、どんな人たちが載っている車なのか。

8ナンバーの車両は、特種用途自動車を指しており、文字通り”特別”な用途を行うための設備を有している車両のことである。

8ナンバーの車両としては、「緊急自動車」・「法令特定事業」・「運搬車両」・「特殊作業車」等があげられる。具体的な車両については以下がそれに該当する。

 

  • 警察車両
  • 救急車
  • 消防車
  • 自衛隊
  • 検察庁車
  • 護送車
  • 給水車
  • 郵便車
  • 霊柩車
  • 放送中継車
  • タンク車(タンクローリーなど)
  • アスファルト運搬車
  • ボイラー車
  • クレーン車
  • コンクリート作業車
  • 農業作業車

 

こういった特別な設備を有している車が8ナンバーを付ける義務があるわけだ。逆に言えば、一般車両、大衆車なのにも関わらず8ナンバーを付けている場合は、明らかに”普通ではない”ということが分かるだろう。

まず第一のポイントとしては、ナンバーだ。

もし、走行中に8ナンバーの車両が近くに存在しているのを見かけた場合は、十分注意しておこう。

覆面パトカーは速度が一定

次のポイントとしては、速度だ。

覆面パトカーは基本的に左側をゆっくりと定速で走行していることが多い。神経質なほど安全運転でゆったりと定速で左側を走っているセダンを確認した時には注意したいところだ。

もちろん、一般の方でも左側をゆっくりと走行している場合はあるが、やけにゆっくりと走っている姿を見れば、明らかに違和感を感じるだろう。

運転手

次に注目したいのが運転手の存在だ。覆面パトカーと言っても車両に乗っている人間は警察官であり、服装も明らかに一般人とは違う事が分かる。

ヘルメットを装着しており、服装も私服ではない。車両を確認した際に窓もしくは、サイドミラーで確認すれば一発で分かる。(この時点で、車両内にある機材なども確認できることがある)。

リアガラスはスモーク・後部にアンテナが付いている事が多い

覆面パトカーは確かにパッと見ただけでは覆面とは分からない事が多い(分からない仕様にしているため当然ではあるが)が、大衆車にはあまり付けることが無いアンテナを装着している事が多い。

これは、ご想像の通り無線を使うためである。覆面として周りに悟られにくくしなければいけないが、どうしても隠せない部分はある。

更には、リアのガラスにはスモークを張っている場合も多い。一般車でもリアにスモークが張っているのは最近では普通だが、これは後ろから見た時に車内を確認されないためだと言われている。

それほどまで、内部を見られてしまえば一発で警察車両であるとバレてしまうからだ。服装もしかり、内部の機材にしかり。

最近では、アンテナを廃止する車両もあるが、全部が全部そうなっているわけではないので、もし明らかに違和感があるアンテナを付けている車両を確認した場合は注意しよう。

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覆面パトカーの特徴まとめ

では、覆面パトカーの特徴・見分けるポイントについて改めて振り返っていく。

車両

覆面パトカーに使われることが多い車種は、クラウン系であり、白のセダンが多く確認されているため、基本的にはセダン系の車両には注意しておこう。

外観はリアガラスにはスモーク。

後部にアンテナ(ついていない場合もある)。

それ以外は基本的にドノーマル。車高を落としたり、ホイールを社外製の派手なモデルにチェンジすることもほとんど無い。

左側をゆっくりと定速で走行する。

ナンバー

ナンバーは地域の隣にある番号が8から始まっていることが多い。

いわゆる8ナンバー。

内部

内部の機材に関しては、角度からは見えることもあるが、基本的に後ろからではスモークがかかっていてよく見えない。

しかし、窓、サイドミラーから確認する事が出来る場合が多い。

乗っている人間に関しては、服装は警察官の制服、頭部にはヘルメットを装着している。

覆面パトカーよりも自分の運転に注意する

上記でお伝えした覆面パトカーの特徴・ポイントによって、覆面パトカーを見分けられる→うっかり制限速度オーバーで減点・罰金…といった事を回避することが出来る可能性は高まるだろう。

しかし、特徴はありつつも、警察事態も日々考えを凝らしている。今後セダンタイプの覆面以外にも採用される車両は増えるだろう。

そのためにも、自分の命、他人の命を守るのにも、覆面に捕まる事を恐れるのではなく、捕まらないような運転を心がけるべきだ。

覆面パトカーといっても、制限速度をオーバーしたり、明らかに危険な運転をしていなければ追跡してくることもないし、しょっぴかれることも無い。

安全な運転を心がけて、快適なドライブを。

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