オービスの設置場所と種類!光り方(色)や通知はいつ来る?
ドライバーなら誰しも恐れる”オービス”
交通安全強化期間であれば多くの方がいつもより気を引き締めて運転を心がけるが、そういった期間が過ぎたり、平坦な直線道路ではどうしても注意力が欠けてしまうだろう。
そして、ついうっかりスピードを出し過ぎてしまえば、警察が監視をしていなくともオービスは容赦なく速度超過したドライバーを検挙する。
まぁ、普段から安全運転を心がけている方からすれば、しっかり運転していればオービスに感知されるような事態にはならないとは思うが、”早く家に帰りたい”、”急用でもっとスピードを出さなければ間に合わない”…といった状況もあるだろう。
そういった時にオービスの場所を知っていれば…なんて思考になってしまうのは仕方がないかもしれない。もちろん、オービスの場所を察知→オービスが無い場所では制限速度を越えても良いとは言わない。あくまでも安全運転が第一だ。
さて今回は、オービスの設置場所と種類を初めとして、光り方(色)や通知はいつ来るのかについて見ていきたいと思う。
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オービスの設置場所を事前に察知するには?
オービスが設置されている場所を事前に確認しておけば、色んな意味で安心して運転をすることが出来るだろう。
オービスに警戒しすぎてNシステムが設置してある周辺で勘違いして急にブレーキを踏む…なんて事も無くなるはずだ。(あれは非常に危ない。筆者も運転をしている際に急に前の車両がブレーキを踏み何事かと思った経験がある)。
方法としては3つある。
- オービスが設置されている場所をメモしておく。
- レーダー探知機を車両に設置する。
- スマホアプリを使う
それぞれご説明していく。
オービスが設置されている場所をあらかじめメモ
言わずもがなこの中で一番効率が悪い方法だ。
出掛ける前に、各地域のオービス情報をあらかじめサイトやSNSで確認→地図などに記載or記憶する。
お金をかけずにオービスを察知することは可能だ。しかし、情報を調べる・メモ・覚える…という行為自体に時間がかかってしまうため、非効率といえる。
もちろん、その他の方法を使うのが面倒くさいという方はこの方法を使っても問題は無い。
レーダー探知機を車両に設置する
次の方法は、ご自身が乗っている車両に”レーダー探知機”を設置する…という物だ。
車自体にオービスやNシステムなどを感知する機器を設置→半径○○km以内になったら機器が知らせてくれる。
これに関しては、機器を購入しなければならないため、当然お金はかかってしまう。ただ、一度設置すれば後は基本的に何もすることが無いので、いちいちセッティングを行って出掛ける必要はない。
お金はかかるが後々楽なのがこのレーダー探知機というわけだ。形状に関してはダッシュボードの上に設置するタイプやバックミラーと一体型になっているモデルがある。
料金に関してはピンキリだが、一応各メーカーの商品の料金を以下に記載しておく。価格参照元は楽天市場
メーカー | モデル名 | 価格 |
ユピテル | GWR203sd | 22009円 |
コムテック | ZERO 802V | 28800円 |
コムテック | ZERO 702V | 23800円 |
やはり、ナビやドライブレコーダーでも人気のメーカー”ユピテル”や”コムテック”の商品が売れ筋ランキングでも常に上位に来ている。
スマホアプリを使用する
スマホを使っている場合は、アプリを使う事でオービスの位置を調べることが可能だ。
多くのユーザーに使われているアプリで、実際に筆者もしばらくの間使わせて頂いているのが「早耳ドライブ」というアプリだ。
値段は無料だ。広告は小さく表示されるが使用する上で特にストレスを感じることは無い。
機能は「オービス」・「Nシステム」を察知してくれる。新型のオービスにも対応している。
ただ「ネズミ捕り」に関してはイマイチだ。これはユーザーがリアルタイムで情報を共有する→最新のネズミ捕り情報が広まる→事前に察知することが可能…という物だが、共有する人間が少ないためネズミ捕り情報に関しては過去の内容が多い。これは使わなくても良いだろう。
オービスの種類について
現状ではオービスの種類は5種類ある。
- Hシステム→GPS可・レーダ探知機可
- LHシステム→レーダー探知機不可、GPS登録済み可
- レーダー式→GPS可・レーダ探知機可
- ループコイル式→レーダー探知機不可、GPS登録済み可
- 移動型オービス→レーダー探知機不可、GPS登録済み可
移動型オービスとレーダー式に関しては、名前から想像がつくと思うが、それぞれの種類について詳しく解説していこう。
※以下の5種類の速度取り締まり装置は
・一般道路 制限速度30km/hオーバー
・高速道路 制限速度40km/hオーバー
で反応すると見られている。
Hシステム
Hシステムは、レーダーを使用して車両の速度を計測している。撮影された映像はデータとして転送される。以前はフィルムだったが、技術がアップしたことによって効率化も進んでいる。
レーダ主に用いたオービスということもあり、レーダー探知機・GPSで設置場所を知る事は可能だ。スマホアプリでも知らせてくれる。
光り方
Hシステムの光り方は一瞬だ。夜間でも強烈な光を発するが、もちろん昼でも確認する事が出来る。
光る位置は車両の頭上。
レーダー式
Hシステムにも採用されている方式だが、Hシステムとの大きな違いはフィルムを使うか使わないか。
レーダー式はフィルムを使用するタイプであるため、あまりにも速度超過が多い場合は当然フィルムが少なくなる。最終的にゼロ枚になった時には撮影する事が出来ない場合もある。
光り方
レーダー式が速度超過に反応した際の光り方は非常に強い。これでもかと言うくらい眩しく光る。
LHシステム
Hシステムとは違いLHシステムはレーダーを使用しない。そのため、レーダー探知機では設置場所を知る事はできない。すでに設置場所が登録されたGPSやスマホアプリであれば情報を知る事は可能。
レーダーを使わずにどうやって速度を測っているのか…
このLHシステムは、ループコイルを使って取り締まりを行っている。
ループコイルとは、簡単に説明すると「電線」だ。これが地中に埋め込まれている。
コイルを利用しているため、車両が近づくことでインダクタンスに変化が生じる。その性質を使って車両の速度を計測→速度超過を取り締まる…といったシステムだ。
レーダー式に比べると非常にアナログっぽい印象を受けるが、コイルを速度計測として利用する事が出来るとは驚きだ。これを考えた人間は本当に凄い(小並
このループコイルはこういった速度取り締まりだけではなく、駐車場に車が入っているかどうかを調べることも可能だ。
ループコイル式
前述にあるようにLHシステムに採用されてる方式だ。
LHシステムと違う部分は、見た目がアナログ的という部分と装置本体と車両を撮影するための機器が進行方向正面ではなく、脇に設置されている…という部分だろう。
レーダーはもちろん使っていないため、レーダー探知機では察知は不可能。設置場所が既に登録されているGPSやスマホアプリであれば調べることは可能。
光り方
撮影装置は、道路の脇に設置されている。光り方は調強烈とまではいかないが強い。
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移動式オービス
これらのオービスの中でかなり柔軟に取り締まる事が出来るタイプだ。
名前の通り、固定型ではなく任意の位置にオービスを移動→設置することが可能なのだ。
速度計測の方式は大概がレーダー式だ。そのため、レーダー探知機等で察知することは可能だが、技術が進んでいるという事もあって、移動式の中にはレーダー式ではなく光電管タイプもリリースされているようだ。
そうなってくれば、レーダー探知機およびGPS等では設置場所を知る事はできない。すでに場所を登録しておいたとしても、持ち運びが出来るためあまり効果は期待できない。
光り方
強烈ではないが、眩しく発する。
オービスに感知された後に通知はいつ頃くるのか?
通知に関してはかなり個人差がある。
撮影されて1週間ほどで届いたと言う方も居れば、半年以上経過した頃に通知が来たという方もいらっしゃる。
そのため、撮影されてしまった方は震えて待つしかない。。
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