おせちの田作り(ごまめ・煮干し)の意味や由来とは?カロリーもチェック

今回は、おせちの田作り(ごまめ・煮干し)の意味や由来とは…といったテーマで、カロリーについてもチェックしていきたいと思います。

田作りは、おせちに欠かせないもののひとつですよね。

田作りのことを「ごまめ」とも呼びますが、何か理由があるのでしょうか。
田作りの意味や由来、カロリーやアレンジレシピを見ていきます。

Advertisement

田作り(ごまめ、煮干し)の意味や由来

カタクチイワシの塩気と甘辛くて香ばしい味付けがたまらない田作りです。
田作りは、カタクチイワシの幼魚を乾煎りし、冷めてから醤油やみりん、砂

糖などを煮詰めた液を絡めるおせち料理です。
カタクチイワシの幼魚を使用するのは、かつて鰯がたくさん獲れ過ぎてしまい、余った鰯を田畑の肥料として埋めたところ、米が豊作となったことが由来だそうです。

そのときに、何とお米が5万俵も収穫することが出来たと言われており、そのことから別名で「五万米(ごまめ)」とも呼ばれています。
最近では主食にパンや麺を食べる人もいますが、日本人の主食は何といってもお米ですよね。

かつてはお米で年貢を納めていましたし、お米がお金と同等もしくはそれ以上の価値がありました。

ですので、田作りは何よりも大切なお米や農作物が今年も無事に収穫出来るように、すなわち「万年豊作」や「五穀豊穣」を願って食べられているのです。

 

一見地味に見える田作りですが、実はおせち料理の中でも重要なポジションを担っています。

関東風のおせちでは、黒豆と数の子と並び三つ肴のひとつとされており、なくてはならないものとして位置付けされています。
ちなみに、田作りは俳句にも登場しており、新年を表す季語です。

カロリーはどれくらい?

田作りのカロリーは、100g当たり336kcalです。
お魚を使っているからヘルシーかと思いきや、意外にカロリーが高くてビックリしますね。

カロリーが高くなる要因として、カタクチイワシ自体に脂肪分が多く含まれていることも挙げられます。

さらに、保存のために砂糖やみりん、醤油などを使いしっかりと味をつけているので、糖質や塩分がちょっと気になる感じです。
ですが、カタクチイワシを使っているのでカルシウムが豊富に含まれています。

成長期の子どもさんがいるお家では、積極的に食べさせてあげたいですよね。

advertisement

余ったらどうアレンジすれば良いのか?

美味しい田作りですが、食べ続けていたら飽きちゃいますよね。

あと、カタクチイワシ自体が1袋にたくさん入って売られているため、ついつい作りすぎてしまい、大量の田作りを前にして途方に暮れてしまうことも…。

だけど、捨ててしまうのはもったいないですし、バチが当たりそうですよね。
そこでオススメしたいのが、「カリカリチーズ田作り」です。
作り方はとっても簡単です!

まずお皿の上にクッキングペーパーを敷き、田作りを一口大に置きます。
その上にピザ用チーズを乗せ、レンジでチンします。

カリカリしたチーズと田作りの相性が抜群で、子どもさんのおやつにもお酒のおつまみにもなる1品になります。

なお、田作りはゴマを混ぜることもありますが、ナッツとの相性も良いため、アーモンドやカシューナッツを混ぜ込んで作っても美味しいですよ!
また、余った田作りをフードプロセッサーに入れて細かくすれば、あっという間にふりかけが出来ます。

カタクチイワシの塩気と醤油などの調味料がご飯によく合うので、食べ過ぎには注意が必要です。

田作りの意味や由来、カロリーやアレンジレシピを見てきました。
田作りはお酒のおつまみとしても最適なので、お正月にやって来るお客さんと一緒に田作りを食べながらお酒を酌み交わすのも良いですね。

なお、田作りを手作りするときは調味料を混ぜた液を一気に混ぜてしまうと全部が引っ付いてしまうので、一気に混ぜてしまわないように気を付けて下さいね。

いつもコメントして頂きありがとうございます!

サブコンテンツ

このページの先頭へ