クリスマスカラー(赤と緑色)やイルミネーションの意味や由来とは?
今回は、クリスマスカラー(赤と緑色)やイルミネーションの意味や由来について見ていきたいと思います。
ハロウィンや紅葉狩りを楽しんだ秋が終わると、街はクリスマスムード一色。
クリスマスのイルミネーションが始まるところもあるでしょう。
ところでクリスマスカラーの赤や緑色にも実は意味があるって知っていましたか?
これらについての雑学を知っていると、もっとクリスマスを楽しめるかもしれませんね。
Advertisementクリスマスカラーの意味とは?
クリスマスカラーといえば近年ではLEDの開発によりイルミネーションの色味が一気に増えました。
そのためゴールドやシルバー、ブルー等を連想する方もいるかもしれません。
でもやっぱり定番の赤と緑を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
そこでなぜクリスマスカラーに赤と緑が多用されることになったのか調べてみました。
赤色の理由
クリスマスといえばイエス・キリストの降誕祭であることが知られています。
イエス・キリストは自らを「神の子」と名乗ったことで政府に貼り付けの刑に処されてしまいました。
一方でイエス・キリストは「皆が過ちや罪から許され天国に行けるように」と皆の罪を背負って十字架にかかったともいわれています。
クリスマスの赤色は「イエス・キリストが皆のために流した血の色」が由来だといわれているのだそうです。
この血の色はイエス・キリストの愛と寛大さの証であり、それを赤色で表現しているのだそうですよ。
緑色の理由
一方緑色は、クリスマスツリーに使われているモミの木やヒイラギなどの常緑樹の色が由来となっています。
常緑樹は一年中色が変わることなく緑のままでいられる生命力の強い植物のため、「永遠」を連想させます。
そのためイエス・キリストが皆に与えようとした「永遠の愛や永遠の命」の象徴として使われているそうです。
何気なく使っていた赤や緑のクリスマスカラーですが、こんなに深い意味があったのですね。
クリスマスカラーを目にするたびにイエス・キリストから与えられている愛や命を意識すると気持ちが豊かになりそうです。
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イルミネーション(電飾)の意味とは?
LEDの開発によってイルミネーションの光の種類や質が格段に上がり、各地で素敵な装飾がみられるようになりました。
ではなぜ、クリスマスにイルミネーションを飾るようになったのでしょうか。
元々クリスマスの装飾にはイルミネーションではなくキャンドルを使用していました。
16世紀ごろ、宗教改革者のマルティン・ルターがクリスマス・イブのミサの帰りに森の中から見た星の輝く夜空に感動したそうです。
そこで「子どもたちにこの景色をみせたい」とモミの木の周りにキャンドルを置き再現したのが起源といわれています。
しかし、当然ながらクリスマスツリーにキャンドルを飾ることで火事が多発。
時代の流れと共にキャンドルの代わりとして安全なイルミネーションを使うようになったそうです。
はかなげに光るキャンドルの火と、ちかちか明るく光るイルミネーション。
形は変われども、どちらも美しく夜空の星を連想させますね。
イルミネーションが満点の星を表現していると思えば、クリスマスの街並みもまるで宇宙にいるような気分にしてくれるでしょう。
現代ではほとんどがイルミネーションで飾り付けをしており、キャンドルで本格的にクリスマスをお祝いする家庭は少ないかもしれません。
しかし昔の名残か、クリスマスツリーの飾りとしてキャンドルのオーナメントは健在です。
キャンドルを見かけたときはこの逸話を思い出してみて下さい。
また、この時期にはいろんな形のキャンドルホルダーやキャンドルも販売されています。
さすがにクリスマスツリーに火のついたキャンドルを飾るのは厳禁ですが・・・・。
部屋のあかりを落とし、卓上のキャンドルに火をつけて家族や友人、恋人とゆっくりとした時間を過ごすのも良いかもしれませんね。
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