もしトランプが大統領になったら日本への影響は?勝つ可能性は
今回は、もしトランプが大統領になったら(勝ったら)日本への影響はどうなるのか…といったテーマで、トランプが勝つ可能性について見てきたいと思います。
アメリカで繰り広げられているクリントンとトランプのバトルですが、個人的にはクリントンが勝つであろうと感じていました。
凄まじいインパクトを持っているトランプですが、発言や行動が批判を浴びていましたし、保身的に考えるのであればやはりクリントンの方が安パイなのではないかとも感じていました。
しかし、お互いに色々な疑惑が浮上し、なんだかんだで横一線に並び、現状ではトランプが優勢になっています。
このままいけばトランプが大統領になる可能性は十分にありえますね。
さて、日本人からすればトランプのような人間が大統領になった場合、どこか不安に感じる部分も多いのではないでしょうか。
まずは、もしトランプが大統領になったら日本にはどのような影響があるのか…といった内容について触れていきましょう。
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もしトランプが大統領になったら日本への影響はどうなる?
アメリカが日本を守ってくれなくなる?
トランプが今年3月にコメントした「日米安保条約」に関する内容はかなり印象が強かったのではないでしょうか。
現状ではもし日本が他国に攻撃された場合は、アメリカが日本に駆け付けて防衛する必要があります。しかし、条約ではアメリカが攻撃を受けている時に日本はアメリカの手助けをすることをしない…となっています。
日本を防衛するためには当然巨額な資金がかかるのは勿論ですが、なによりトランプはそれがアンフェアであると主張しています。
そのためには、日本側もアメリカに米軍の駐留経費を全額支払うべきだとコメントを残しています。
もし、経費を”全額”負担しないのであれば撤退させるとのこと。
確かにアメリカは各国の中でも特にパワフルな軍事力を持っている国という印象がありますが、昔と今では違います。
また、トランプが日韓の核保有に関して発言して色々と騒動になりましたが、日本では自衛のための必要最低限の実力保持に当たるとして、保有するだけであれば憲法9条の規定内にとどまるわけです。
ただ、武装する上での経費は3000億円以上になるとも言われており、今日本に在中している米軍に関する経費も考えれば、金銭面的に見て中々難しい考えではあることが伺えます。
結局のところアメリカの繁栄だけを考えている?
上記でもお伝えしたように、トランプの考えはアメリカ人の生活の質を向上させて、アメリカの繁栄を一番に考えているわけです。
現状の日本に関しては、いわばお荷物のようなニュアンスに感じているでしょう。
自分たちに大きなメリットが無いのに、何故日本人を護らなければいけないのか。自分の国を護りたいのであれば、自分達で今以上に力を付けて自分自身の身は自分で護れるようにすればよい…といった感じですね。
関税に関してもそうですね。アメリカの牛肉に30%越えの関税がかかるのにどうして大量に入ってくる日本車には大した関税がかかっていないのか。
だったら、これから先牛肉と同じくらい日本の車にもかけてやる。TPPも無しにして日本の製品の関税率もこれまで以上に上げていく。
トランプが大統領になればスタンスはこんな感じになっていくと言われています。
また、トランプの支持者の特徴として、将来を悲観的に見ている傾向が強いと見られています。逆にヒラリー支持者は将来について比較的楽観的に見ている傾向があるとのこと。
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ヒラリーとトランプの日本に対する安全保障の考え
ヒラリーとトランプどちらかが大統領になるわけですが、やはり気になるのはお互いが日本に対しての安全保障をどう考えているのかと言う点でしょう。
ヒラリー・クリントン
「日本とアメリカの関係は全世界にとっても非常に重要である。」
「これからも日本との同盟を再確認→尊重する。」
ドナルド・トランプ
「日本はアメリカ軍の駐留費用を今以上に負担するべきだ。」
「とんでもない数の車をアメリカに売るような巨大な日本を守ることは出来ない。」
トランプが勝つ可能性は?
のこり数日となった大統領選挙ですが、現状では両者の支持率は以下の様になっています(11月3日現在)
ドナルド・トランプ | ヒラリー・クリントン |
---|---|
約46% | 約45% |
今のところトランプの支持率がわずかながら上回っていますが、この流れのままトランプが押し切る可能性も十分考えられますね。
もちろん、クリントンもメール問題のアレがどうにかなればチャンスはあるでしょう。
メディア的にもクリントンよりもトランプの方がネタが豊富ですので、ネタに尽きないので、そちらの方が嬉しいと言う方ももちろんいますが。
クリントンが大統領になった場合は、トランプ程日本に対する影響は少ないだろうと言われていますが、結局のところこれから先アメリカが日本に求めてくるものは増えて来るでしょう。
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