ずっと前から好きでした映画の声優・ネタバレや感想!続編も
今回は、「ずっと前から好きでした」アニメ映画版のネタバレや感想についてお伝えしていきたいと思います。
また、続編の情報についても加えてご紹介していきます。
4月に公開された劇場版「ずっと前から好きでした」を今更ながら見てきましたのでネタバレ及び、感想を書いていきたいと思います。
ちなみに筆者は、全く原作があるのかと思ってを知らないままソロで越谷レイクタウンへ観に行ってきましたが、これって原作というものは特にないんですよね?。
Honey Worksの曲をアニメ化した…ということを見終わってから知ったので、驚きました笑
あ、それと特典もついてきました。電車の中でちょっと恥ずかしかったです。
平日という事もあり、カップルはゼロ・お客も10数人程度だったため、心に大きな傷を負うことなく楽しむことができました。
もし、ソロで楽しみたいという方は、平日を狙っていくと良いでしょう。
それでは、劇場版の内容について触れていきましょう。
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声優について
まずはキャラクター及び、キャストについてです。
ご存知の通り、この物語はプロローグを見た瞬間に既にくっつきそうなキャラクターを理解する事ができます。
元ネタを知らなくともどんな内容なのかを察することが出来る点もグッドですね。
劇場版の主軸キャラである
- 榎本夏樹→戸松遥(妖怪ウォッチ:ケータ役、アイドルマスター:日高愛)
- 瀬戸優→神谷浩史(化物語:阿良々木暦)
- 綾瀬恋雪→代永翼(カードファイト!! ヴァンガード:先導アイチ)
このような配役になっています。
元ネタを見ていないので何とも言えませんが、初見で違和感は感じませんでしたね。
キャラクターとのギャップを感じることはほとんどありませんでした。
戸松さんの声を張り上げた時のあの鼻に付くニュアンスも良い意味で溶け込んでいました。
神谷さんもまぁ普通といった感じですね。
代永さんに関しては、キャラクターのちょっとか細い感じと、心のそこでふつふつと湧き上がる感情を上手く表現されておりました。非常に良かったです。
- 早坂あかり→阿澄佳奈(ひだまりスケッチ:ゆの)
- 望月蒼太→梶裕貴(進撃の巨人:アレン・イェーガー)
阿澄さんの声もバッチリだったと私は感じました。
個人的に一番胸キュンしたのは、蒼太とあかりが教室のドアの前で初めて会話をした時でしたね。
あの「内緒だよ」というボイスを聞くためだけに、どれだけの数の男性客がリピートしたのか想像もつきません。
この作品の中で一番応援したくなったペアですね。
- 合田美桜→豊崎愛生(けいおん!:平沢唯)
- 芹沢春輝→鈴村健一(機動戦士ガンダムSEED DESTINY:シン・アスカ)
この2キャラクターに関しても全くキャラと声のギャップは感じませんでした。
むしろキャラクターの性格がそのまま生きていたように思えます。
ファンの方も想像していた声とのギャップはそこまで大きく無かったのではないでしょうか。
- 瀬戸口雛→麻倉もも(Charlotte:乙坂歩未)
- 榎本虎太朗→花江夏樹(東京喰種:金木研)
こちらのお二人に関しては、劇場版ではそこまで多く出てきませんでしたね。
伏線要因として出演していた感じに思えました。
麻倉さんの声はあまり聞いた事が無かったのですが、雛のちょっと強気かつ妹キャラ感が出ていました。
花江さんに関しては、登場したシーンがあまり無かったという事も含めてほとんど印象に残りませんでした。
- 明智咲→緑川光(スラムダンク:流川楓)
- 成海聖奈→雨宮天(一週間フレンズ:雨宮天)
緑川さんは登場したシーンが数十秒でしたが、やはりかなりインパクトがありましたね。キャラクターにもマッチしていました。
雨宮さんもほぼ目立ったシーンが無く、そもそも出演していたこと自体に気づきませんでした。
あらすじ・ネタバレ
それでは次に、劇場版「ずっと前から好きでした」のあらすじ及びネタバレについて、大ざっぱにお伝えしていきます。
あらすじからオチまでの簡単な流れ
冒頭は夏樹が優に向かって告白をする…が照れて冗談だと伝える。
告白の練習をしていたという言い訳をして、これからも練習させてくれと優に頼み、優も承諾。
ここから毎日のように、優に向かって告白の練習をし始める。
そのタイミングで恋雪が夏樹に対してアタックを開始。
周りのキャラクターも彼らに感化されて恋愛に対してより具体的に向き合うようになり、順調に仲が進展していく。
結果的に恋雪は夏樹とは付き合えず、夏樹は優とカップル成立し、エンドロール。
といった流れのストーリーでした。
感想を含めてもう少し具体的に
では、具体的に行ってみましょう。
といっても私が覚えている部分しか説明できませんが。
分かりやすいようにキャラごとに行ってみましょう。
夏樹・優・恋雪
まずは冒頭ですが、心臓の音からスタート。
学校の昇降口で夏樹が優に向かって「ずっと前から好きでした」と告げる。
(心臓音は告白する間際の夏樹の心臓の音。)
しばらく静寂が続き、それに耐えられなくなった夏樹が照れ隠しで「冗談だった」と優に伝える。
優はまんざらでもなかったような表情をしており、真面目な顔で「本気になるぞ」と夏樹に近づき告げる。
ちょっとした沈黙の後に優も「冗談」とはぐらかす。
ここから夏樹は告白の練習をしていたと嘘をつき、毎日のように練習に付き合ってもらうようになる。
告白の練習をしていたと聞いた優は表情が暗くなったが、夏樹のお願いを承諾した。
ここのシーンなのですが、このアニメは細かい表現が施されているなぁと強く感じました。
夏樹が優に対して喋りかけている時は、優の顔がちょっと上になり、その逆の場合は、夏樹の顔がちょっと下になる。
これは実際に告白をした時、された時のシチュエーションをリアルに再現しているのだと思います。
普通であれば、画面の中央にキャラクターの顔がアップで出て、表情を移すことが多いのですが、このシーンでは「夏樹が優を見上げる・優が夏樹を見おろす」といった視点をリアルに感じることができます。
このタイミングから意識してストーリの演出を見るように心がけたのですが、やはり様々な面において「リアルさ」を感じてもらいたいという製作者側の意志がバシバシ伝わってきます。
- 学生カバンを持って走る際のカバンの中で揺れる筆記用具と教科書等が揺れる音
- 勉強をしている際、集中できない時にやる「シャープペン」の芯を無駄に長く出して、また入れるという動作やその時の音
- シャンプーをしている時の音
などなど…あげだしたらきりがありませんが、「リアル」という言葉に尽きます。
ここからオープニングが始まる。
ここのオープニングの入りはかなり良かったと思います。
疾走感のある曲で、青春らしさがかなり出ていましたね。
廊下で女子たちがヒソヒソと話を始める。
「あんな人いたっけ?」「なんかイケメンじゃない?」
そこに居たのは髪の毛をバッサリとカットした恋雪だった。
ここから恋雪は夏樹に積極的にアタックを始める。
ここから日常が流れていくのですが、冒頭で告白を受けた優は徐々に幼馴染という感情がどんどん変化していく。
優の家へあがりこんでゲームをしていた夏樹が、実は勉強を教えて欲しかったと言い、勉強会へ。
勉強をしている最中に、夏樹は優に向かって「私が他の人と付き合ったらどうする?」と伝えると動揺する優。
しかし、応援する的なニュアンスの返答をする優。
そして徐々に恋雪も夏樹に対してアプローチをかけていく。
好きなアーティストのチケットが取れたと昼休み中に夏樹の元へ行き、約束を取り付けた。
ライブ当日、いつもよりも気合の入れた服装をした夏樹が玄関で靴を履いている最中に優がやってくる。
借りていたゲームを返しに来た優だったが、いつもと違う服装に気づく。
なぜジャージじゃないのかと夏樹に聞くと、恋雪と2人でライブに行くことを言ってしまう夏樹。
それを聞いて動揺した優に追い打ちをかけるように、夏樹は「自分がこういった服装をしていたらおかしいのか?」と口走ってしまう。
優はそのまま出ていってしまい、ぎくしゃくした状態でライブに向かう事になる。
ライブが始まり楽しんでいる2人だったが、歌詞に含まれていた「好きになった時の気持ち」(正直うろ覚えです)というワードが夏樹の心に響き、棒立ちになる。
その様子を恋雪は見逃さなかった。
そして、ライブが終り帰り道へ。
駅までで別れるつもりだった夏樹だが、恋雪も改札を通ってくる。
家まで送ると恋雪は夏樹に告げ、シーンは夏樹の家の前あたりに変わる。
今日は楽しかったと話す恋雪だが、夏樹は今朝優と喧嘩をしてしまったことで頭がいっぱいの様子で、明かりがともっていない優の家を見る。
そこに恋雪はたたみかけるように、ライブの最中に夏樹が感じた事を言う。
そして、「僕は口雪のように悲しい思いは絶対にさせない」と夏樹を抱き寄せる。
そこに「俺がなんだって?」と口雪がちょうど帰ってくる。
恋雪は「君の様に夏樹さんを悲しませるようなことはしないと言っている」的な事を言う。
そこにすかさず優は「TPOを考えろ、公衆の面前でそんな事をしたら近所で噂になるだろ」と反論。
言いあっているうちに、優は夏樹の手を引き家へ帰ろうとする。
恋雪は、まだ話は終わっていないと止めようとするが、優はもう終わりだと告げる。
夏樹を見てみると泣きながら「もうやめて」と言っていた。
ここで翌朝にシーンが切り替わる。
積極的な恋雪でしたが、ここまでグイグイ系になるとは思いませんでしたね。
正直ここでしっかりと夏樹に気持ちを伝えられたかどうかといえば、出来ていないわけですが、この後「付き合ってください」といったちゃんとした告白シーンなどは無いです。
そして次の日になり、気まずそうに優と顔を合わせる夏樹。
それに対して、意外にも普段通りな優。
ここから速攻で恋雪のことは無かったかのように朝から突如「好き」と告白練習を始めるのだった。
学校に到着すると花壇の世話をしている恋雪に声をかけに行く夏樹。
昨日のことをちょっとお互い謝ってその場を去る夏樹。
そして夏樹は告白する事を決める。
「明日最後の告白練習に付き合って」と優にメールを送る。
そして、告白当日教室で待っている優の元へ向かう夏樹。
緊張しながら冒頭と同じく「ずっと前から好きでした」と優に告白する。
優は「いいんじゃね?」と返答。
夏樹は「それはオッケーという意味なのか」と動揺するが、間髪入れずに「じゃあ俺帰るわ。本番もその調子で頑張れよ」と夏樹に伝えて帰る準備をする優。
夏樹は心の中で「伝わらなかった。これだけ気持ちを込めたのに」と泣きそうになる。
去ってしまう優に対して、このままではいけないと勇気を振り絞って引き止めて本心だと告げる。
それを聞いた優は夏樹を抱きしめて「こちらこそよろしくお願いします。」と返答。
そしてエンドロールへ。
やはりこの「伝わらなかった」という言葉にはイラっときましたね。
男性の方であれば大半の方が思ったことでしょう。
告白練習って言ってたやんけ…。
映画を見ながら「え?」と声を上げそうになりましたが、夏樹が走って優のことを引き止め、思っていたことを全部吐き出したのでスッキリと終わる事ができました。
ようやくか。と言うのがこの時の感想です。
エンドロール中に、教室で夏樹と優が付き合いだした場面を見ていた恋雪が写るわけですが、これはなんとなくグッときましたね。
エンドロール後は、交際しだした後の話です。
寝ている優を起こしに来る夏樹。
まだ口雪から「好き」という言葉を聞いていないと膨れる夏樹に対して、優が応えるという内容です。
是非劇場でご覧ください。
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早坂あかり・望月蒼太
冒頭の出来事を夏樹は、あかり・美桜に伝える。
あかりと美桜はどうなの?という発言から徐々に、他のキャラクター達も恋愛に向き合って行くようになる。
オープニングが終わった後は、蒼太から始まる。
教室に入っていくあかりを見つめながら、話をかけたいと教室の入り口であかりをずっと眺めている。
やっぱり駄目だと廊下に戻ってしまう蒼太。
そこにバッサリと髪の毛を切った恋雪が教室に入る瞬間を見かける。
教室に入った恋雪は、髪型をあかりに褒められ、それを見た蒼太は羨ましい目で見ていた。
なんで髪を切ったのかを恋雪本人に聞く蒼太。
話している内に、蒼太が夏樹を自然と見つめている事に気づく。
ここから話が進み、体育の時間になる。
夏樹たちとあかりが好きなタイプについて話しているところを偶然蒼太は聞いてしまう。
どうやらあかりの答えは「好きになった人がタイプ」といった物。
なんだかんだヘコんでいる蒼太にサッカーボールがぶつかり、優たちに保健室へ運ばれて行く。
その様子を見たあかりはちょっと興味がある様な感じで微笑み、シーンが変わる。
そしてある朝、蒼太が教室のドアを開けたらちょうど目の前にあかりが居て、動揺してしまう。
何を話したら良いのか混乱してしまった結果、蒼太は「おはようございます!寝癖ついてますよ」と発言。
この意外な発言にあかりはビックリして「内緒だよ」と蒼太に言う。
蒼太は萌え尽きてしまう。
一方あかりは「初めてしゃべった」と嬉しそうに廊下を歩いていった。
その後、なんだかんだで恋雪に「なぜそこまで頑張れるのか」ということを聞く展開になり、恋雪は「自分は最初から0%の可能性にぶつかりに行くけれど、蒼太の場合は0%ではない」ということを伝える。
それに感化されて、勢いのままあかりの元へ行き、放課後に美術室に待っていてくれと約束を申し込む。
あかりは照れながら承諾して、興奮しながら蒼太は帰っていく。
そして約束の時間へ。
美術室に向かうとそこには頬を染めたあかりが、ドキドキしながら待っていた。
蒼太は「僕じゃダメですか!?」と勢いよく思わず発言してしまう。
思いもよらない発言にちょっと混乱するあかり。
「毎日早坂さんの作ったお弁当が食べたいです!」と付け加える蒼太。
あかりは「良いと?思います」と返答。
蒼太は「え、これは付き合ってくださいという告白ですよ!?」と聞き返す。
あかりは「あ、でも毎日お弁当を作るのはめんどくさいので無理です」と返答するとフラれたと勘違いしへこむ蒼太。
そこにあかりは「今度最近できたケーキ屋さん(かなりうろ覚えです)に行きませんか?」と言い、それを聞いた蒼太は大喜びして承諾する。
その後、ストーリーは夏樹と優中心の話になり、あかりと約束した日になる。
放課後の昇降口でこれから蒼太とデートに行く…といった描写の最後に夏樹に頑張れとエールを送る。
これで、あかりと蒼太の内容は終わりです。
もっとこの2人のお話が見たかったですねー。
やはりこの映画で一番のシーンは、あかりと蒼太が初めて喋ったシーンですよね。
合田美桜・芹沢春輝
正直なところ、この2人に関してはほとんど印象に残らない程内容が薄かったですね。
もう付き合っているような状態から、本当に付き合うまでの過程をこの劇場版では描かれているわけですが、オチ的には告白までは行きません。
付き合っているのか?と美桜と春輝はお互いに聞かれることが多いが、正直どうすれば良いか分からない状態が続いている2人。
もし付き合う事が出来なかった場合を考えたら、このままでいた方がいいのではないかと考えてしまったりする2人を、夏樹達が感化させて行く。
春輝の兄である明智咲に、学生生活はあっという間に終わってしまう。だからやっておきたいことがあるのなら行動した方が良い的なニュアンスで諭され、美桜に想いを告げることを決める。
同時に美桜も、夏樹が本当に告白をするということを決めて、自分も…といった気持ちになる。
そして、放課後二人で帰るシーンになり、彼女もまた夏樹にエールを送るのだった。
これで、美桜と春輝のお話は終わりです。
この2人に関してはあまり印象に残りませんでしたね。
まぁ尺的にもかなりギリギリだったのだと思いますので仕方ないですね。
瀬戸口雛・榎本虎太朗
こちらの2人に関してはほとんど触れていませんでした。
虎太郎が雛に好意を抱いていること、雛が「恋雪・蒼太・春輝」の誰かが好きなのではないか…といった描写は描かれていますが、完全な伏線要因でしたね。
続編について
すでに続編が決定していますね。
次回作では、雛と虎太郎の物語を中心に話が進んでいくとのことですが、やはり雛が思いを寄せていた人物は恋雪だったわけです。
これまた楽しみな展開になりそうですね。
最後に
今回は、「ずっと前から好きでした」アニメ映画版のネタバレや感想についてお伝えしていきました。
様々なところに制作人の思い入れ、こだわりを感じることが出来る作品となっています。
作画が非常に綺麗と言う点もかなり満足でした。
正直なところかなり期待していたキャラクターの物語が薄くなってしまった感は否めませんが、1時間ちょいという時間でここまでまとめたのはかなり評価できる作品だと思います。
HoneyWorksの音楽も初めて聞きましたが、かなりキャッチーで良かったです。
何より物語の描写と、音楽が寄り添っている事を強く感じることが出来た点は、「おぉ…」と声を上げたくなりました。
元ネタを知らなくとも普通に楽しめる作品ですので、ぜひ劇場へ観に行ってみると良いでしょう。
胸キュンしたい男性女性・カップルにはオススメの作品です。
それでは最後までご覧になっていただきありがとうございました。
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